人事委員会ではブログを開設しました!
採用試験情報はもちろん,広島県庁のことや採用試験担当職員の日常などをゆる~~く発信していきます♪
毎週更新していきますので,試験勉強の息抜きに,ぜひご覧ください!
皆さんこんにちは。
今回は,この4月から採用となった入庁1年目,もちろん人事委員会事務局も1年目の職員(女性)が担当します。
私は現在,人事委員会事務局公務員課審査グループに所属しています。皆さんはこのグループがどんな業務を担当しているのか想像できますか?正直私は,担当する業務の想像が全くつきませんでした。そんな私にも上司が丁寧に説明をしてくださり,少しずつですが一人でできる業務も増えてきました。
人事委員会事務局公務員課審査グループの重要な業務の一つに,労働基準監督機関としての役割を担う業務があります。地方公共団体である県の事業所については基本的に人事委員会が労働基準監督機関の役割を担います。「労働基準」監督なので,労働基準法の知識は必須です。私は法学部出身ですが,労働基準法に触れる機会は少ししかなく,知識はほぼ無かったと言っても過言ではありません。なので,毎日地方自治小六法とにらめっこしながら必死に知識を吸収しています!
幅広い業務を担当したい,と思っている方がいらっしゃれば,労働基準監督機関の役割までも業務に含まれる,県庁職員はぴったりかもしれません!
まだ入庁して3か月程ですが,担当業務がしっかりと割り振られ自分が主体で業務を行うという点が,不安もありますが働いていることが実感できる嬉しい点でもあります。まだまだ半人前ですが上司の方々のお力を借りながら,早く一人前になれるように頑張りたいと思います!
こんにちは。
今週日曜日は大学卒業程度等の一次試験です。
受験される方は体調等に気を付けてお越しください!
今回は,人事委員会事務局3年目の審査グループ主査(40代・男性)が担当します。
私からは,私がかつて所属していた総務局総務課法制グループについて紹介します。
総務局総務課法制グループの仕事は,担当課が作成した条例案の審査,各課からの法務相談への対応,訴訟や審査請求に関する事務など,いわゆる法務事務です。
昨今,国会に提出された法案とその関係資料に多くの誤り(ミス)があったことが報じられたのは,皆さんも記憶に新しいのではないかと思います。
県でも,県議会に提出する条例案に誤り(ミス)があってはならないため,総務局総務課法制グループでは,複数人で読み合わせを行うなど,条例案の審査(チェック)には,特に力を入れています。
この職場は,地味で根気のいる仕事が多く,行政立法(法制執務)や法務事務に関する専門知識が求められるので,大変な面があります。
しかし,法務相談などを通じていろんな部署の職員と関わり合い,学ぶものも多く,終わった時に達成感が感じられる仕事が多いので,案外,やりがいを感じている職員が多い職場なのではないかと思います。
また,行政立法(法制執務)や法務事務に興味・関心をお持ちの方にとっては,非常に魅力的な職場だと思います。
県には皆さんの知識や経験が活かせる職場がたくさんあると思いますので,御自身に合った職場を見つけて,ご活躍ください。
(県議会に提出された議案(条例案)の表紙です。)
こんにちは。今週は,今年4月に人事委員会事務局に異動してきた審査グループリーダー(40代・女性)が担当します。
大卒等の採用一次試験もいよいよ来週末に迫ってきましたね。私が受験したのははるか昔のことですが,試験当日は,会場で採用予定者数に対する受験者の多さに驚き,それだけで緊張感が高まった記憶があります。
この記事を見ておられる受験者の皆さんのご健闘を心よりお祈りしています!
さて,私は人事委員会に異動して来るまでに6つの職場を経験してきましたが,今回は「高等技術専門校」をご紹介しようと思います。
私は最初の職場は本庁でしたが,初めての人事異動で三次高等技術専門校へ異動となりました。初めて聞いた時には,教育委員会の機関と勘違いしてしまいましたが,「高等技術専門校」は商工労働局所属の公共職業訓練施設で,自動車整備や溶接加工など,ものづくりの訓練を中心とした職業訓練を行っています。
広島県には,このような職業訓練施設がいくつかあり,三次のほかには広島,呉,福山にあります。また,障害者のための国立県営の職業訓練施設である「広島障害者職業能力開発校」や,より高度なものづくりを目指したい方のための「技術短期大学校」もあります。
私が勤務した三次高等技術専門校は,庶務課と訓練課の2課からなり,少人数で非常にアットホームな職場でした。私のいた庶務課の業務内容は,契約・物品発注事務から予算要求をはじめ,庁舎管理や寮に関する業務,給与計算や訓練生への手当の支給まであり,単独庁舎でなおかつ所帯が小さいが故に様々な業務に携わることができ,多くのことを学ぶことができた職場でした。
また,訓練課で働いている先生(職業訓練指導員)は,県に入庁される前に民間企業などで主にものづくりにかかわってきた方で,様々な分野での人生経験を積んでおられるので,父親と同じような年代の先生方から興味深い話をいろいろと聞くことができたのは,県庁での仕事しか知らない私にとっては非常に楽しく良い経験となりました。
また,訓練生は,中学を卒業したての若者から仕事をリタイアした年配の方まで幅広い年代の方がいて,訓練生とたまに話をするのもとても楽しかった記憶があります。
県の職員は3~5年ごとに人事異動があり,幅広い分野への異動があることから,業務を覚えるまで大変ではありますが,いろいろなことを学ぶことができますし,職場内や業務の繋がりで様々な分野で活躍してきた方とも知り合うことができるなど,良い点もたくさんあります。いろいろな世界を知ることができるのは,いくつになっても楽しいものです。
いま私のグループには今年度新規採用となった職員もいて,日々私も若いパワーをもらいながら仕事をしていますが,これを見ておられる皆さんともいつか一緒に仕事ができる日が来ることを楽しみにしています!
県立高等技術専門校SCHOOL GUIDE⇒
/uploaded/attachment/440962.pdf
《三次高等技術専門校》
こんにちは。今週は,公務員課参事(40代,男性)がお届けします。
職員採用試験も大学卒業程度試験等の申込みが終了し,受験される皆さんは,いよいよラストスパートですね。まずは,6月20日(日)の第一次試験で持てる力を十分に発揮してください!
さて,今回私から紹介するのは,県税事務所の仕事です。
皆さんもよくご存じのとおり,国や地方公共団体の行政サービスは基本的に税金を財源として行われています。
そのうち,県の財源となる県税には,県民税,事業税,不動産取得税,自動車税など様々な種類があり,県税事務所では,こうした県税の課税,減免,徴収などの業務を行っています。
県税事務所は,県民の方と接する機会が多い一方で,税金という県民の方からの金銭の納付に関する業務を行っていることもあり,多くの県民の方が喜んで来訪される職場とは必ずしも言い難いところがあります。しかし,そうであるからこそ,県税事務所の職員は,県民の方が安心して不満なく諸手続を行っていただけるよう,常に丁寧な対応を心掛けています。
私も約15年前に県税事務所で県税の徴収業務(納期限までに納税いただけない方への督促,滞納処分等)を経験しました。当時初めての税務職場でしたが,税という専門性の高い職場で,周りにベテランの職員も多かったことから,日々様々なアドバイスを受けながら業務の知識や経験を積むことができました。
県税事務所の仕事と聞くとデスクワークをイメージする方が多いと思いますが,例えば,不正軽油(軽油引取税が課せられていない重油等を不正に混ぜた軽油)を取り締まるため,スーツから作業着に着替え,長靴をはき,トラック等のディーゼル車を対象に路上での軽油抜取調査を行うなど,時には屋外での業務を経験することもありました。
徴収業務を行う上で,相手から時には厳しい言葉や反発を受けることもありましたが,多くの適正に納税いただいている方の声なき声を念頭に日々の業務に励んでいたように思います。その後,税とは異なる部署に異動となりましたが,税務職場を経験する前と比べて,仕事をする上で,納税者の存在をより意識するようになったと感じています。
現在では,一部の県税については,クレジットカードやスマートフォンの決済アプリによる納付が可能となっており,税の分野においても,社会経済環境の変化に対応した,新たな取組が進んでいます。
県が実施する施策には,子供・子育て,教育,医療・介護,防災・減災,産業イノベーション,農林水産業,観光など実に様々なものがありますが,そうした施策の実施を支える部署の一つとして県税事務所を覚えておいていただければと思います。
平成元年誕生の広島県税のイメージキャラクター
『タッ君』です!
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)