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人事委員会ブログ(令和5年11月分)

印刷用ページを表示する掲載日2023年11月17日

令和5年11月

人事委員会ではブログを毎週更新しています!
採用試験情報はもちろん、広島県庁のことや採用試験担当職員の日常などをゆる~~く発信していきます♪
試験勉強の息抜きに、ぜひご覧ください!


11月17日(金)民間企業に派遣中の職員から

皆さん、こんにちは。 今週のブログは、社会人経験者採用試験で入庁した、入庁8年目の職員(30代・男性)が担当します。

■これまでの経歴
私は、大学卒業後、民間企業で2年間、地域おこし協力隊として3年間働いたのち、広島県に入庁しました。入庁の決め手は、地域振興の現場経験を生かせること、先進的な取組に携われること、世の中の役に立てること、の3つでした。
入庁後は、地域政策局中山間地域振興課、総務局経営企画チームにそれぞれ3年間配属され、庁内はもちろん、外部との接点も多い業務を経験しました。プライベートでも、県立広島大学大学院(HBMS)に通ったり、地域づくり実践者の活動を手伝いに行ったりして、次第に「顔の浮かぶ人」が増えていきました。
県外出身者の私にとって、「自分の仕事が誰にどう届くのか?」というイメージを持つために、顔の浮かぶ人が増えることはとても役立ったと思います。
現在は東京の民間企業に出向し、1年半が経過したところです。広島県職員にもあまり知られていませんが、広島県では、民間企業への派遣を積極的に行っています。

■民間企業に出向して思うこと
私が現在働いているのは、キリングループ(キリンホールディングス株式会社)のマーケティング戦略を担う部署です。その中で私は、サッカーを通じた企業ブランディングを担当しています。
キリングループは、日本サッカーの黎明期である1978年から45年間にわたって、日本サッカー界を、そして日本中のファン・サポーターを応援し続けています。その歴史を引き継ぎ、進化させていくことで、世の中の課題解決と企業ブランドの向上につなげていくことが、キリンにおける私のミッションです。
業務内容は、日本代表戦の運営や代表OB・OGが参加するイベントの企画・運営といった誰もが羨む華やかなものもあれば、反対に非常に泥臭く骨の折れる調整・折衝業務も山のようにあります。これらの業務を少人数で遂行するため、仕事における体力・段取り力は格段に成長したと実感しています。
何より自身の成長を感じているのは、「お客様に対する理解力・洞察力」です。新しい企画を提案するときなど、社内協議では度々「それで本当にお客様が動くのか?」という問いかけがあります。どのようなお客様の気持ちを創りたいのか、今お客様はどう感じていて、どのような施策を打つことで気持ちを動かすことができるのか。常にそのことを考え、実行し、成果を出すことが求められます。
ただし、これはキリン固有のものではなく、広島県においても同様に求められる視座だと思います。県民の皆様の意識変容・行動変容を創り出し、地域社会の価値を高めていくことが広島県職員のミッションの1つです。出向を終えて帰任してからも、このことを忘れず業務に取り組み、県民の皆様のお役に立てれば幸いです。

■これから受験予定の皆様へ
広島県職員として働くことを検討されている皆様に、私の経験が少しでも参考になれば幸いです。ぜひ、皆様の想いや経験を生かし、私たちと一緒に広島県の価値向上にチャレンジしましょう!

キリンチャレンジカップスタジアムでの職員写真
​【キリンチャレンジカップの試合会場にて】


11月10日(金)人事委員会事務局から

皆さんこんにちは。
今回は人事委員会事務局からのお知らせです。

今週末は第2回社会人経験者試験の第2次試験です。
受験者の皆様まずは第1次試験お疲れ様でした。

転職活動の中で、広島県庁への受験をご選択いただきありがとうございます。

第2次試験では面接試験を行う予定です。
皆さんに普段どおりお話しいただけるよう、心がけてまいりますので、ぜひリラックスして臨んでください。

ここ数日冷え込んでまいりましたので、くれぐれも体調に気をつけてお越しください。

皆様にお会いできるのを楽しみにしております!


11月2日(木)自己啓発等休業中(JICA青年海外協力隊参加中)の職員から

皆さんこんにちは。
今回は、自己啓発等休業中の職員(40代・男性)が担当します。

広島県庁に入庁し、防災、土木、予算、民間企業への出向、観光、財務、企業のDX支援や人材育成支援等商業政策など、多種多様な行政事務を担当した後、令和4年1月から自己啓発等休業制度(※)を利用して休職し、JICA青年海外協力隊にチャレンジしました。
JICA訓練所での数か月に及ぶ訓練を経た後、令和4年6月から、ベトナム中部の地方自治体にある観光・貿易・投資促進センターに配属され、観光プロモーション等の改善策の提案などを行っています(令和6年5月までの予定)。

※ 自己啓発等休業制度:職員の自己啓発等の機会を提供するため、職員が自発的に大学等課程の履修や国際貢献活動を行う場合に休業できる制度。(大学等課程の履修:最大2年間、国際貢献活動:最大3年間)

自己啓発等休業制度を利用してJICAにチャレンジしようとしたのは、約20年間、広島県庁の様々なセクションで、様々な企業や大学、地域住民の方々などとともに働いて得た知識や経験を提供することにより、開発途上国の課題解決・発展に役立ててもらいたいと思ったためです。
また、異なる文化の人々との深い交流を通じ、自身の人間力やスキルの向上、今後のキャリアデザインの幅を一層広げることができ、帰国後には故郷である広島県に還元したいと思い、40歳を過ぎて、新たなチャンレンジとしてJICAに参加しました。
私が自己啓発等休業を取得した当時は、(教員の方を除き)JICA青年海外協力隊で同制度を利用する方は珍しかったのですが、大学院等に進学するために利用する方は何名かいました。

現在は、ベトナムの地方都市ということもあり、英語もほとんど通じない中、配属先で唯一の日本人として拙いベトナム語を駆使し、ベトナム人の同僚とともに、域内の観光地調査を実施したり、都市部で開催される旅行博覧会に出展したり、観光パンフレットや観光案内所等観光プロモーションの改善策を提案したり、日々奮闘しております。ベトナム語自体も私が学習した標準語(ハノイ弁)とは方言が異なり、同僚との会話では理解できないこともしばしばで、日常でのコミュニケ―ションの重要性を痛感する毎日です。

休日には、ベトナム人の友人とごはんを食べに行ったり、観光地へ旅行に行ったり、ここでの生活には既にかなり馴染んでおります。生活環境も度々停電することや気を抜くとアリが大量発生すること以外は、インターネットが発達した今、情報流通の部分では日本の地方都市と何ら変わらない生活を送ることができています。

観光地調査 観光旅行博 
【観光地調査】 【観光旅行博】

観光地のビーチ
【観光地のビーチ】

現在の県庁は、私が入庁したばかりの頃とは違って、多種多様なバックグランドを持った方々が集まっていると思います。自己啓発等休業を取得し自身のさらなるブラッシュアップを目指す方や、民間企業を経験した後に入庁される方、さらには、県庁を退職されて民間企業に転職したが、再度県庁に戻ってきた方など、様々です。

この多様な人材の集まる職場で、ともにチャレンジしたい方と一緒に働けることを楽しみにしております。


 

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