労働委員会では、労働者と事業主との間のトラブルについて、話合いによる解決をお手伝いする「あっせん」を行っています。
労働者には労働者側あっせん員が、事業主(使用者)には使用者側あっせん員が、双方の歩み寄りに向けて本音を引き出し、個別に説得に当たります。

ハラスメント
○ 店長から、「ばかやろう」、「アホ」などと暴言を吐かれる。
○ 自分だけ、会議に参加させてもらえず、飲み会にも誘われない。
○ 「明日までに20人と契約してきて」などと、達成不可能なノルマを課される。
○ ある日突然、草むしりやトイレ掃除といった雑用しかやらせてもらえなくなった。
○ 「答えたくない」といっているのに、家族や交際相手について、繰り返し聞いてくる上司がいる。
○ 同僚からの嫌がらせについて上司に相談したが、何もしてくれない。
解雇・雇止め等
○ 突然解雇を言い渡されたが、会社からの説明がほとんどなく、納得できない。
○ 毎年契約更新してくれていたのに、今年は更新しないといわれた。
○ 会社から、「運営会社が変更になるから、雇用契約を解除させて欲しい」と言われたのに、ハローワークに行ったら「自主退職」となっていた。
○ その場の雰囲気で退職願を上司に渡したが、やっぱり仕事を続けたい。
異動(配置転換)
○ 40年間営業をやってきたのに、配送作業の部署に異動しろといわれた。
○ 転勤を命じられたが、介護をしているので、今の職場で働きたい。
労働条件
○ 有給休暇を取得させてもらえない。
○ 求人票に記載された労働条件(労働時間、給料等)と違う。
○ 事前に何の説明もなく、勤務時間(シフト)を減らされ、手取り収入が減少した。