今回の調査は少人数だったので,1人で2種類の生物を担当して,茶臼山を一周しながら,数を調べました。冬季は,海藻が繁茂する時期のため,岩一面に海藻が見られました。
なお,今回は航空写真を基にした,地図を野帳にした調査で,地図に直接,生息場所と生息数を書き込みました。
今回の調査では,色々な海藻が繁茂しており,コドラートを用いて密度を調べました。念のため,コドラートの枠を当てた状態で写真を撮影しました。
きれいな海に多いケガキは,岸側に比べて,潮表の海側(西側)の海岸により多く見られた。岸側は,潮の満ち引きに際して砂が巻き上がったり,海側と比べて水交換されにくい,などの要因が考えられる。
広島県が選定した指標生物20種のうち,得点の高い生物の生物量が多く,生物種も豊富であった。
マガキ | ケガキ |
調査地点 | 江田島市大柿町 釣附海岸 | 調査日時 | 平成20年2月10日(日曜日) 14時00分から17時00分 | ||||
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指標生物名 | 点数 | チェック | 指標生物名 | 点数 | チェック | ||
ケガキ | 20 | ○ | ヒジキ | 10 | ○ | ||
アオガイ | 19 | × | オオヘビガイ | 9 | ○ | ||
ムラサキインコガイ | 18 | ○ | イボニシ | 8 | ○ | ||
イロロ | 17 | ○ | ヒザラガイ | 7 | ○ | ||
イワヒゲ | 16 | ○ | アナアオサ | 6 | ○ | ||
クロフジツボ | 15 | ○ | マガキ | 5 | ○ | ||
カメノテ | 14 | ○ | ムラサキイガイ | 4 | × | ||
イシゲ | 13 | ○ | シロスジフジツボ | 3 | ○ | ||
マツバガイ | 12 | ○ | ツノマタ(褐色タイプ) | 2 | × | ||
ウミトラノオ | 11 | ○ | タテジマフジツボ | 1 | × | ||
チェック欄の○印の数(N) | 16 | <評価> 1 きれいな海(76点から100点) 2 少しよごれた海(51点から75点) 3 よごれた海(26点から50点) 4 大変よごれた海(0点から25点) | |||||
○印の点数の合計(T) | 184 | ||||||
平均点(T÷N) | 11.5 | ||||||
評価点(平均点×8) | 92 | ||||||
評価 | 1 |
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