2050年ネット・ゼロカーボン社会の実現に向けて、
・省エネルギー対策を推進します。
・再生可能エネルギーの導入を促進します。
・カーボンサイクルを推進します。
・気候変動を見据えた適応策を推進します。
広島県では、2050年ネット・ゼロカーボン社会の実現に向け,県民,事業者など多様な主体がともに取組を進められるよう、令和3年3月18日に、「みんなで挑戦 未来につながる 2050(ニーゼロゴーゼロ)ひろしまネット・ゼロカーボン宣言」を表明しました。
「ネット・ゼロカーボン」とは、二酸化炭素などの温室効果ガスの人為的な発生源(事業活動や日常生活)による排出量と、建設資材等の原材料への二酸化炭素の再利用や森林吸収等による除去量とが均衡した、温室効果ガス排出量の実質ゼロを指します。
この目指す姿については、広島県の総合計画である「安心▷誇り▷挑戦 ひろしまビジョン」のほか、第5次広島県環境基本計画及び第3次広島県地球温暖化防止地域計画と整合を図っています。
詳しくは以下のリンクをご覧ください。
<関係リンク>
広島型カーボンサイクル構築に向けた取組の推進
「広島型カーボンサイクル」とは、二酸化炭素(CO2)を炭素資源(カーボン)と捉え、広島県の強みを生かしながら、生産活動における再利用や、海洋中でCO2に分解される海洋生分解性プラスチック等の普及促進などにより、海洋を含む地球上において、炭素を循環させる仕組みです。
2050年ネット・ゼロカーボン社会の実現に向け、これまでの省エネルギー対策や再生可能エネルギーの導入促進に加えて、生産活動で発生した二酸化炭素を分離・回収の上、建設資材や燃料等の原材料として再利用する取組や農林水産業における利用、石油由来プラスチックからの代替促進などにより、広島型カーボンサイクル構築の取組を推進していきます。
<参考>
二酸化炭素の吸収源として機能が維持されるよう、森林の維持・管理に取り組みます。
気候変動適応に関する情報を収集・発信するとともに、適応策の取組を推進します。