宮島に渡る前から,少し雲行きが怪しい状況。北の空には雪が舞っているのが判りました。
フェリーで渡ってから,車で30分移動。寒いので,早く調査を終えようと,てきぱき準備です。
前回と同じ調査範囲になるよう,ロープを張ってブロック分けをしました。
岩をいろんな角度から観察して,生物の種類と数を確認しました。。
今回は,冬季ということもあって,生物の数は減っているように思われた。一方で,海藻類は特に潮下帯を中心に繁茂していた。汚れた海の指標生物,ムラサキイガイやマガキの数は少なく,カメノテなどの指標種が多数みられる海域である。
きれいな海に多いケガキは見られなかった。
その他の調査生物種のうち,きれいな海に多くみられる種は,他の海岸と比べて少ないと感じられた。
カメノテは多数見られ,生息場所も面的に偏っており,最適な生息環境があると思われる。
ゴミ,漂着物は,生活系の割合が多い。産業系では,カキ筏の部材が多いのが特徴的であった。
調査地点 | 廿日市市宮島町 大砂利海岸 |
調査日時 | 平成20年2月24日(日曜日) 13時00分から18時00分 |
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指標生物名 | 点数 | チェック | 指標生物名 | 点数 | チェック | ||
ケガキ | 20 | × | ヒジキ | 10 | ○ | ||
アオガイ | 19 | × | オオヘビガイ | 9 | ○ | ||
ムラサキインコガイ | 18 | × | イボニシ | 8 | ○ | ||
イロロ | 17 | ○ | ヒザラガイ | 7 | ○ | ||
イワヒゲ | 16 | ○ | アナアオサ | 6 | ○ | ||
クロフジツボ | 15 | ○ | マガキ | 5 | ○ | ||
カメノテ | 14 | ○ | ムラサキイガイ | 4 | ○ | ||
イシゲ | 13 | ○ | シロスジフジツボ | 3 | ○ | ||
マツバガイ | 12 | ○ | ツノマタ(褐色タイプ) | 2 | × | ||
ウミトラノオ | 11 | ○ | タテジマフジツボ | 1 | × | ||
チェック欄の○印の数(N) | 15 | <評価> 1 きれいな海(76点から100点) 2 少しよごれた海(51点から75点) 3 よごれた海(26点から50点) 4 大変よごれた海(0点から25点) |
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○印の点数の合計(T) | 150 | ||||||
平均点(T÷N) | 10 | ||||||
評価点(平均点×8) | 80 | ||||||
評価 | 1 |
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