広い干潟を歩いて,目指す先はハチの岩です。
干潟部分で,ハクセンシオマネキやアサリを調査するため,ロープで調査範囲の位置取りをしています。その傍らで,調査をする姿も。
海藻がびっちり繁茂していて,少し滑りやすい状態でした。足元に気をつけながら,岩場も調査範囲のブロック分けをしているところです。
マガキに加え,ヒトエグサやヒジキなど海藻で,岩の表面を覆っています。
ヒジキは思っていた以上に長く伸びていて,岩を覆っていました。ヒジキをめくりながら,岩に付着している生物を数えました。
最後に全員集まって,各班の報告をしました。
夏季,秋季,冬季と続けて調査してみて,季節によってこんなに姿を変えるのか,と改めて感心しました。元々,生物の種類が多い場所ですが,この冬季調査が一番多くの種類を,一編に見ることが出来ました。
ケガキが多くなっている傾向が見られた。
また,秋季調査同様,きれいな海に多いカメノテなどの生物についても確認された。
生活系,産業系,自然系のゴミが同程度ずつ見られたものの,量は少なかった。
調査地点 | 竹原市賀茂川河口部周辺(ハチの岩) | 調査日時 | 平成20年3月8日(土曜日) 14時30分から18時00分 |
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指標生物名 | 点数 | チェック | 指標生物名 | 点数 | チェック | ||
ケガキ | 20 | ○ | ヒジキ | 10 | ○ | ||
アオガイ | 19 | × | オオヘビガイ | 9 | ○ | ||
ムラサキインコガイ | 18 | × | イボニシ | 8 | ○ | ||
イロロ | 17 | ○ | ヒザラガイ | 7 | ○ | ||
イワヒゲ | 16 | ○ | アナアオサ | 6 | ○ | ||
クロフジツボ | 15 | ○ | マガキ | 5 | ○ | ||
カメノテ | 14 | ○ | ムラサキイガイ | 4 | ○ | ||
イシゲ | 13 | ○ | シロスジフジツボ | 3 | ○ | ||
マツバガイ | 12 | ○ | ツノマタ(褐色タイプ) | 2 | × | ||
ウミトラノオ | 11 | ○ | タテジマフジツボ | 1 | × | ||
チェック欄の○印の数(N) | 16 | <評価> 1 きれいな海(76点から100点) 2 少しよごれた海(51点から75点) 3 よごれた海(26点から50点) 4 大変よごれた海(0点から25点) |
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○印の点数の合計(T) | 170 | ||||||
平均点(T÷N) | 10.6 | ||||||
評価点(平均点×8) | 85 | ||||||
評価 | 1 |