広い干潟を歩いて,目指す先はハチの岩です。
ぎりぎりハチの岩に渡れるまで,潮が引きました。。もう少し時間が経過すれば,もっと引きますが,潮が満ち始めるまでに調査を終了しなければいけません。と言っても,焦りは怪我の素ですので,無理はしません。
海藻がびっちり繁茂していて,少し滑りやすい状態でした。少し泥も岩の上に堆積しており,去年とは少し様子が異なるような気がします。何にしても足元に気をつけないと。
ハチ岩の中間付近の高さまで泥が上がっていました。その泥に導かれるようにして,海藻も覆っています。自然の変化でしょうか,1年間で,姿をこれほど変えると驚きです。
岩山でのロープ張りは,結構大変でした。
ハチ岩は,マガキとケガキが競合しており,岩礁を覆うように多数付着しています。全部の数を数えるのは大変なので,50センチメートル四方の枠(コドラート)を用いて,生息密度を記録しました。
集計中
アラレタマキビガイ,ウノアシ,ホソウミニナ,カラマツガイ,スガイ,クログチ,イシダタミガイ,コシダカガンガラガイ,アラムシロガイ,カリガネエガイ,ヨメガカサガイ,マルウズラタマキビガイ,ヒメケハダヒザラガイ,ケハダヒザラガイ,レイシガイ,アカニシ,クマノコガイ,コガモガイ
イソガニ
アオサの仲間,アミジグサの仲間,マメタワラ
イワフジツボ,カンザシゴカイの仲間,タテジマイソギンチャク
※カッコ内は,測線以外で視認した生物である。
調査地点 | 竹原市賀茂川河口部周辺(ハチの岩) | 調査日時 | 平成20年10月27日(月曜日) 13時30分から16時00分 |
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指標生物名 | 点数 | チェック | 指標生物名 | 点数 | チェック | ||||
今回 | 1年前 | 今回 | 1年前 | ||||||
ケガキ | 20 | ○ | ○ | ヒジキ | 10 | ○ | ○ | ||
アオガイ | 19 | ○ | × | オオヘビガイ | 9 | ○ | ○ | ||
ムラサキインコガイ | 18 | ○ | × | イボニシ | 8 | ○ | ○ | ||
イロロ | 17 | ○ | × | ヒザラガイ | 7 | ○ | ○ | ||
イワヒゲ | 16 | × | × | アナアオサ | 6 | × | ○ | ||
クロフジツボ | 15 | ○ | × | マガキ | 5 | ○ | ○ | ||
カメノテ | 14 | ○ | ○ | ムラサキイガイ | 4 | ○ | ○ | ||
イシゲ | 13 | ○ | ○ | シロスジフジツボ | 3 | ○ | ○ | ||
マツバガイ | 12 | ○ | ○ | ツノマタ(褐色タイプ) | 2 | × | × | ||
ウミトラノオ | 11 | ○ | ○ | タテジマフジツボ | 1 | × | × | ||
チェック欄の○印の数(N) | 16 | 13 | <評価> 1 きれいな海(76点から100点) 2 少しよごれた海(51点から75点) 3 よごれた海(26点から50点) 4 大変よごれた海(0点から25点) |
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○印の点数の合計(T) | 185 | 122 | |||||||
平均点(T÷N) | 11.6 | 9.4 | |||||||
評価点(平均点×8) | 92.8 | 75 | |||||||
評価 | 1 | 2 |
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