茶臼山は海に浮かぶ島です。潮が引いたときのみ,渡ることができます。潮が満ち始めたら,戻らないといけません。
この島の周辺には,釣りを楽しむ人が数名,先に陣取っていました。その他に,砂浜でマテガイを採る人もいました。邪魔にならないよう,調査の目的を説明して,調査範囲を示すロープを張りました。
この側線は,島の表側と裏側を合わせると,50メートル程度の調査範囲があります。この島で一番調査範囲が広い側線です。まだ潮が完全に引いていませんが,写真の上に見える海の部分も干出します。
表側は,勾配があるため,干出部分は,15メートル程度です。一方で,裏側よりも生物の種類,数は豊富です。
他の側線は,遠くから見てもマガキが,岩の表面を覆っているのが判ります。50センチメートル四方の枠(コドラート)で生息密度を測れば,十分です。
集計中
アマガイ,ナミマガシワガイ,アラレタマキビガイ,ウノアシ,ホソウミニナ,カラマツガイ,スガイ,イシダタミガイ,コシダカガンガラガイ,アラムシロガイ,カリガネエガイ,ヨメガカサガイ,ヒメケハダヒザラガイ,ケハダヒザラガイ,クマノコガイ,コガモガイ
無し
アオサの仲間,ミル
イワフジツボ,カンザシゴカイの仲間,タテジマイソギンチャク,ダイダイイソカイメン,ヤドカリ,ヨロイイソギンチャク
※カッコ内は,測線以外で視認した生物である。
調査地点 | 江田島市大柿町 釣附海岸 |
調査日時 | 平成20年10月28日(火曜日) 13時30分から16時00分 |
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指標生物名 | 点数 | チェック | 指標生物名 | 点数 | チェック | ||||
今回 | 1年前 | 今回 | 1年前 | ||||||
ケガキ | 20 | ○ | ○ | ヒジキ | 10 | ○ | ○ | ||
アオガイ | 19 | ○ | × | オオヘビガイ | 9 | ○ | ○ | ||
ムラサキインコガイ | 18 | ○ | ○ | イボニシ | 8 | ○ | ○ | ||
イロロ | 17 | × | × | ヒザラガイ | 7 | ○ | ○ | ||
イワヒゲ | 16 | × | × | アナアオサ | 6 | × | ○ | ||
クロフジツボ | 15 | ○ | ○ | マガキ | 5 | ○ | ○ | ||
カメノテ | 14 | ○ | ○ | ムラサキイガイ | 4 | ○ | × | ||
イシゲ | 13 | × | × | シロスジフジツボ | 3 | ○ | ○ | ||
マツバガイ | 12 | ○ | ○ | ツノマタ(褐色タイプ) | 2 | × | × | ||
ウミトラノオ | 11 | ○ | ○ | タテジマフジツボ | 1 | × | × | ||
チェック欄の○印の数(N) | 14 | 13 | <評価> 1 きれいな海(76点から100点) 2 少しよごれた海(51点から75点) 3 よごれた海(26点から50点) 4 大変よごれた海(0点から25点) |
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○印の点数の合計(T) | 155 | 138 | |||||||
平均点(T÷N) | 11.1 | 10.6 | |||||||
評価点(平均点×8) | 89 | 85 | |||||||
評価 | 1 | 1 |
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