(薬液など貯蔵タンクの早急な点検と適正な保守管理について)
○県内における薬液などの大量流出事故としては,平成16年2月に三原市内において塩化第二鉄水溶液,大竹市内で硫酸アルミニウム水溶液のそれぞれ貯蔵タンクの倒壊事故が立て続けに起こり,川や海が汚染されるという事故が発生しました。
県内における薬液などの大量流出事故 | | 流出量 |
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三原市 | 塩化 第二鉄 | 200~300m3が漏出 (うち30m3が敷地外へ流出) |
大竹市 | 硫酸 アルミニウム | おおむね240m3 |
- これらの事故は,貯蔵タンクは半永久的に使用できるものとの認識から,倒壊事故などは想定されなかったことによる保守管理などの不備が原因で発生したものと考えられます。
- 事業者の皆様,薬液など貯蔵タンクを早急に点検し,また,適正な保守管理の徹底をお願いします。
- また,事故発生時の外部への流出予防措置(防液堤の設置など)についても配慮してください。
- さらに,事故発生時の関係機関への緊急時連絡体制を整備し,社内の危機管理体制についても努めてください。
- なお,貯蔵タンクからの漏洩・倒壊などにより,薬液などを流してしまった場合は,直ちに場外への流出防止措置や河川への拡散防止措置を行い,通報してください。
○通報先
警察,消防,市町,管轄の県厚生環境事務所,県庁などです。
各市役所・町役場の担当課,管轄の県厚生環境事務所もしくは県庁の連絡先は次のとおりです。
休日・夜間でも対応しています。
通報窓口一覧