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野鳥における鳥インフルエンザについて

印刷用ページを表示する掲載日2024年11月6日

目次

死亡野鳥について

  • 野鳥も飼われている鳥と同じように、様々な原因で死亡します。飼われている鳥と異なり、エサが取れずに衰弱したり、環境の変化に耐えられずに死んでしまうこともあります。
  • 死亡した野鳥を素手で触らないようにしましょう。鳥インフルエンザ以外にも様々な細菌や寄生虫を持っていることがあります。
    もし触れてしまった場合は、必ず手洗いやうがいをしましょう。
  • 通常であれば、鳥インフルエンザを疑う必要はありませんが、1箇所で多くの野鳥が死んでいる、冬季にカモ等の水鳥やタカ等の猛禽類が死んでいるなど、不自然な状況で野鳥が死んでいる場合は、鳥インフルエンザの疑いがあります。

高病原性鳥インフルエンザについて

  • 鳥インフルエンザウイルスは,感染した鳥との濃密な接触等があった場合を除いて,人には感染しないと考えられています。
    日常生活においては,鳥の排泄物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ,過度に心配する必要はありません。
  • 感染の疑いのある死亡野鳥を発見した場合には,このページの一番下にある担当窓口の各農林水産事務所(各農林事業所)林務(第一)課へ連絡してください。
  • 現場周辺での取材は,ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から,厳に慎むようお願いします。

鳥インフルエンザに関する死亡野鳥等調査について

  • 環境省が設定した対応レベル(国内外の発生状況)及び検査優先種(野鳥の種類)に基づき,回収対象羽数以上の野鳥が死亡している場合には,鳥インフルエンザ感染の疑いがあるため県において回収・検査を実施します。
  • 目立った外傷等が無い個体が検査の対象となります。車に轢かれた個体や腐敗した個体等は対象外です。
  • カモなどの水鳥やタカなどの猛禽類は感染リスクが高く、1羽でも検査の対象となる可能性があります。
  • 死亡個体を見つけた場合は、触らないで担当窓口の各農林水産事務所にご相談ください。​

対応レベル現在はレベル3です

対応レベル
対応レベル 発生状況 回収対象羽数
検査優先種1 検査優先種2 検査優先種3 その他の種
レベル1 通常時 1羽以上 3羽以上 5羽以上 5羽以上
レベル2 国内単一箇所発生時 1羽以上 2羽以上 5羽以上 5羽以上
レベル3 国内複数箇所発生時 1羽以上 1羽以上 3羽以上 5羽以上
野鳥監視重点区域 発生場所から半径10km 1羽以上 1羽以上 3羽以上 3羽以上

検査優先種

  • 検査を行う鳥については、鳥インフルエンザウイルスへの感受性が高い、過去に感染確認がある、発見のしやすさなどを考慮して検査優先種1~3(+その他の種)に分類されます。
  • 検査優先種の詳細については、下記の資料をご覧ください。

検査優先種一覧表 (PDFファイル)(389KB)

検査優先種写真(環境省資料) (PDFファイル)(1.32MB)

県内の​野鳥における高病原性鳥インフルエンザの発生状況について

​令和5年度~6年度シーズンの野鳥における高病原性鳥インフルエンザ発生状況
野鳥
○例目
回収日 回収場所 検体情報 簡易検査
(結果判明日)
確定検査
(結果判明日)
1例目 令和6年
3月12日
北広島町 カラス1羽 1羽陽性
(令和6年3月15日)
1羽陽性
​(令和6年3月22日)
2例目 令和6年
3月16日
北広島町 カラス3羽 1羽陽性
(令和6年3月18日)
2羽陽性
​(令和6年3月25日)
3例目 令和6年
4月4日
北広島町 カラス4羽 4羽陽性
(令和6年4月5日)
4羽陽性
(令和6年4月11日)

野鳥における高病原性鳥インフルエンザの発生状況について (PDFファイル)(129KB)

県内での高病原性鳥インフルエンザ発生に伴う野鳥調査について

本県では、家きんや野鳥等における高病原性鳥インフルエンザの確認を受けて環境省が指定する野鳥監視重点区域(発生場所の周辺半径10km圏内)内にある、河川やため池を中心に野鳥の生息状況や異常死・大量死等の調査を実施しています。

○野鳥調査実施状況結果
対象事例 調査日 調査箇所数 調査結果 確認された野鳥

家きん1例目
野鳥1例目
北広島町
(3/12陽性確認)

令和6年
3月13日
ため池、河川等11箇所 異常なし

検査優先種1:ヒドリガモ、キンクロハジロ
検査優先種2:マガモ、オナガガモ
検査優先種3:カルガモ、カワウ、アオサギ、オオバン、ミコアイサ

野鳥2例目
​北広島町
(3/25陽性確認)

令和6年
3月25日、26日
ため池、河川等10箇所 異常なし 検査優先種1:キンクロハジロ
検査優先種2:マガモ、ホシハジロ
検査優先種3:トビ、カルガモ、カワウ
野鳥3例目
北広島町
(4/11陽性確認)
令和6年4月12日 ため池、河川等10箇所 異常なし 調査なし(2例目と同じ調査地のため)

鳥インフルエンザに関する野鳥サーベイランスについて

  • 本県では,環境省の「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、野鳥のサーベイランスを実施しています。
  • 野外における野鳥の異常の有無を監視し,必要に応じ検査を行うとともに,高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された場合には,公表し,関係機関や関係住民等に周知することにより,対策の強化を図ります。

担当窓口一覧

該当市町

担当窓口

電話番号

広島市,大竹市,廿日市市,安芸高田市,
府中町,海田町,熊野町,坂町,安芸太田町,北広島町

西部農林水産事務所
林務第一課 自然保護係

082-228-2111

呉市,江田島市 西部農林水産事務所 呉農林事業所
林務課 自然保護係

0823-22-5400

竹原市,東広島市,大崎上島町 西部農林水産事務所 東広島農林事業所
林務課 自然保護係

082-422-6911

福山市,府中市,神石高原町 東部農林水産事務所
林務課 自然保護係

084-921-1311

三原市,尾道市,世羅町 東部農林水産事務所 尾道農林事業所
林務課 自然保護係

0848-25-2011

三次市,庄原市 北部農林水産事務所
林務第一課 自然保護係

0824-72-2056

全県的な問合せ 環境県民局
自然環境課 野生生物グループ

082-513-2933

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