新型コロナウイルスワクチン接種の概要

印刷用ページを表示する掲載日2024年9月27日

新型コロナワクチン接種の概要

新型コロナウイルス感染症による死亡者や重症者の発生をできる限り減らし、結果としてコロナウイルス感染症の蔓延の防止を図ることを目的としています。

令和６年度の新型コロナワクチン定期接種について

令和６年10月１日から令和７年３月31日の期間において、市町を実施主体として新型コロナワクチン定期接種が実施されます。
※接種実施期間や接種費用は各市町で異なりますので、詳細は各市町のホームページよりご確認ください。

対象者

・65歳以上の方
・60～64歳で、心臓、腎臓または呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルス（HIV）による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方

使用するワクチン

定期接種で使用するのは、オミクロン株JN.1系統対応一価ワクチンです。

流行しているオミクロン株JN.1系統に対応した成分が含まれており、入院などの重症化を予防する効果が期待されます。
それぞれのワクチンについて、どのような特徴を持つのかを事前に確認し、疑問がある場合はかかりつけ医等に相談のうえ、接種をご検討ください。
なお、接種できるワクチンは医療機関によって異なりますので、医療機関へ直接お問合せください。


使用するワクチン	モダリティ
【ファイザー社】コミナティ添付文書 (PDFファイル)(338KB)	mRNA
【モデルナ社】スパイクバックス添付文書 (PDFファイル)(529KB)
【第一三共社】ダイチロナ添付文書 (PDFファイル)(386KB)
【Meiji Seika ファルマ社】コスタイベ添付文書 (PDFファイル)(371KB)	mRNA（レプリコン） ※今回の定期接種から使用される新しいタイプのワクチンです。
【武田薬品工業社】ヌバキソビッド添付文書 (PDFファイル)(512KB)	組換えタンパク

各ワクチンの安全性について

いずれのワクチンもおおむね同様の症状がみられます。また、頻度は不明ですが、重大な副反応として、ｍRNAワクチンについては、ショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎、組換えタンパクワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。

ファイザー社（コミナティ）


発現割合	症状
50 %以上	痛み、疲労、頭痛
10～50 %	筋肉痛、悪寒、関節痛、発熱、下痢、腫れ
1～10 %	赤み、リンパ節の腫れや痛み、嘔吐、疼痛

モデルナ社（スパイクバックス）


発現割合	症状
50 %以上	痛み、疲労、頭痛
10～50 %	筋肉痛、悪寒、関節痛、吐き気・嘔吐、リンパ節の腫れや痛み、発熱、腫れ、しこり、赤み
1～10 %	痛み、腫れ、赤み等

第一三共社（ダイチロナ）


発現割合	症状
50 %以上	痛み、倦怠感
10～50 %	熱感、腫れ、赤み、かゆみ、しこり、頭痛、発熱、筋肉痛
1～10 %	赤み、腫れ、かゆみ、熱感、しこり、痛み、リンパ節の腫れや痛み、発疹、腋の痛み

Meiji Seika ファルマ社（コスタイベ）


発現割合	症状
50 %以上	痛み
10～50 %	倦怠感、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛、発熱、めまい、腫れ、しこり、赤み
1～10 %	かゆみ、下痢、吐き気、嘔吐

武田薬品工業社（ヌバキソビッド）


発現割合	症状
50 %以上	痛み、疲労、筋肉痛、頭痛
10～50 %	倦怠感、関節痛、吐き気・嘔吐
1～10 %	腫れ、しこり、赤み、発熱、四肢痛