令和3年度広島県立併設型中学校・高等学校入学者選抜の基本方針
令和3年度広島県立併設型中学校・高等学校入学者選抜の基本方針 (PDFファイル)(157KB)
入学者の選抜は,次により併設型中高一貫教育の特色に配慮して行うものとする。
第1 併設型中学校
併設型中学校の入学者選抜は,次により当該学校に対する意欲・適性等を判断して行うものとする。
1 広島中学校及び三次中学校
(1)選抜の方法
ア 適性検査
(ア)次により,小学校教育において身に付けた総合的な力を検査する。
a 適性検査1 文章・資料をもとに,課題を発見し解決する過程を多様な方法で表現する。
b 適性検査2 テーマ等に基づき,思ったことや考えたこと等を文章で表現する。
(イ)実施時間は,中学校長が決定する。
イ 志望理由書
ウ 調査書
(ア)調査書中の学習の記録の評定については,国語,社会,算数,理科,音楽,図画工作,家庭及び体育のそれぞれの教科について5・6年生時のものを,外国語については6年生時のものを指導要録に従って3段階で評定する。
(イ)調査書中の学習の記録の観点別学習状況,外国語活動の記録,総合的な学習の時間の記録,特別活動の記録及び他の記載事項については,選抜の資料として活用する。
(2)合格者の決定
上記(1)の結果を総合的に判断して決定する。
(3)帰国児童等の特別入学に関する選抜
適性検査及び面接の結果並びに出願書類を総合的に判断して選抜する。
2 広島叡智学園中学校
(1)選抜の方法
ア 第1次選抜
(ア)適性検査
a 次により,小学校教育において身に付けた総合的な力を検査する。
(a) 適性検査A 資料から情報を読み取り,条件等に従って筋道を立てて考え,推論する。
(b) 適性検査B 資料を多面的に解釈し,経験や知識と結び付けて発想・考察する。
b 実施時間は,中学校長が決定する。
(イ)面接
(ウ)志望理由書及び自己紹介書
(エ)調査書
a 調査書中の学習の記録の評定については,国語,社会,算数,理科,音楽,図画工作,家庭及び体育のそれぞれの教科について5・6年生時のものを,外国語については6年生時のものを指導要録に従って3段階で評定する。
b 調査書中の学習の記録の観点別学習状況,外国語活動の記録,総合的な学習の時間の記録,特別活動の記録及び他の記載事項については,選抜の資料として活用する。
イ 第2次選抜
第1次選抜における通過者を対象に,次により実施する。
(ア)グループワーク
(イ)面接
(ウ)グループワーク等の振り返り
(2)合格者の決定
上記(1)の結果を総合的に判断して決定する。
第2 併設型高等学校
併設型高等学校の入学者選抜は,広島県立高等学校入学者選抜の選抜(I)と同一時期に,次によりその教育を受けるに足る能力・適性等を判定して行うものとする。
1 広島高等学校
(1)選抜の方法
ア 自校作成問題による学力検査
(ア)検査問題は,県教育委員会と協議の上,高等学校長が作成する。
(イ)検査問題は,平成20年文部科学省告示の中学校学習指導要領(令和2年度中学校第3学年までに新中学校学習指導要領を先行実施する部分を含む。)に準拠した内容とする。
(ウ)実施教科は,国語,数学及び外国語(英語)とする。
(エ)実施時間は,国語及び外国語(英語)は50分,数学は60分とする。
イ 志望理由書
ウ 調査書
(ア)調査書中の学習の記録の評定については,国語,数学,音楽,美術,保健体育,技術・家庭及び外国語のそれぞれの教科について指導要録に従って5段階で評定する。
(イ)社会及び理科については,それぞれ指導要録に従って5段階で評定した評点を2倍する。
(ウ)調査書中の学習の記録の観点別学習状況,特別活動の記録,総合的な学習の時間の記録及び他の記載事項については,選抜の資料として活用する。
(2)合格者の決定
上記(1)の結果を総合的に判断して決定する。
(3)帰国生徒及び外国人生徒等の特別入学に関する選抜
自校作成問題による学力検査及び面接の結果並びに出願書類を総合的に判断して選抜する。併設型高等学校の入学者選抜と同一時期に行う。
2 三次高等学校
三次高等学校の併設型高等学校の入学者選抜は,令和3年度広島県立高等学校入学者選抜の基本方針に基づき実施する。
3 広島叡智学園高等学校
広島叡智学園高等学校の併設型高等学校の入学者選抜については,実施しない。
第3 その他
入学者選抜の結果に係る簡易開示については,別に定めるところによる。
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