教育長緊急メッセージ
教職員の皆様へ
教職員の皆さんには,「広島で学んで良かったと心から思える日本一の教育県の実現」を目指し,平素から精力的に取り組んでいただいておりますことに,心から感謝いたします。
特に,広島版「学びの変革」アクション・プランは実行2年目となり,国内はもちろん,海外でも注目をいただいており,平成30年の全県展開を目指して,取組みを加速させ,中身をしっかり作っていく重要な時期にあります。
しかしながら,一部の教職員による不祥事が相次いで発生し,広島県教育に対する信頼は著しく損なわれています。
特に,所属職員を指導監督し,不祥事防止の先頭に立つべき管理職が児童福祉法違反の疑いにより逮捕される事案が発生したことは,痛恨の極みです。
さらに,飲酒運転・ストーカー行為による逮捕事案など,教職員としてのみならず社会人としても決してあってはならない重大かつ悪質な事案が発生しています。
私たちは,県民や保護者からの信頼と負託を受け,児童生徒に社会のルールや基本的なモラルなどの倫理観や,他人を思いやる心などの豊かな人間性を身に付けさせる使命を担っています。
そのためには,教職員自らが社会人としても高い倫理観や豊かな人間性を身に付けていることが求められます。
私たちは,もう一度襟を正し,自らも過ちを犯し得るという自覚を持ち,失われつつある教職員に対する信頼を早急に回復するため,総力をあげて,それぞれの立場で最大限の努力を続けてまいりましょう。
平成28年5月12日
広島県教育委員会
教 育 長 下 崎 邦 明
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