平成29年度第4回広島県教員等資質向上協議会の議事概要及び指標【暫定版】
1 実施日時・場所
(1)実施日時
平成30年3月9日(金曜日) 15時00分~17時00分
(2)実施場所
県庁本館407会議室(広島市中区基町10-52)
2 主な議題
(1)教育委員会事務局からの説明
(2)協議
(3)諸連絡
3 議事概要
1事務局から,配付資料によって次の項目を説明した。
(1)指標の内容に関する協議(教諭)
(2)指標の内容に関する協議(校長)
2協議
(1)指標の内容に関する協議(教諭)
ア.「マネジメントの意義や重要性を理解する」という表現は非常に抽象的である。それが分かったうえで,子供の実態に即して,授業が計画できるというほうがよい。
イ.「主体的な学びの充実」及び「学習者基点」という表現があり,指標の内容の重なりも見られる。整理する必要があるのではないか。
ウ.授業の発展期,指導・評価で,他校という概念が入ってくるが,指導のところの他校はどこにかかるのか。
エ.生徒指導の採用期の4つ目に教育相談のことが書いてあるが,充実期・発展期になると教育相談の部分が消えている。採用期から増えていくのであれば分かるが,採用期にあったものが途中で消えるというのは,どうなのか。
オ.特別な支援のところで,前回までの表現は特別な支援を必要とするという表現で書いてあった。今回の書き方では,かなり特別支援教育に限られた書き方になっており,すべての大学で1単位以上必須科目として扱う内容を満たしていない。
カ.本県ならではのという色を出すというところからスタートした。教諭・校長とも,学びの変革を表現できてはいるが,最後の詰めでもっと盛り込んでもらいたい。
キ.発展期の学級経営では関係教員,キャリア等では関係教職員となっている。これが一般的な使い方なのか。統一した方がよいのではないか。関係する教員に対してだけ指導できるという意味で書いているのか。自校のことなら自校の教職員に対して指導助言できると書いた方がよいと思った。
ク.発展期の複数の項目に「研究」の表現があるが,生徒指導の大区分には「研究」の表現が見られない。生徒指導に係る指標についても「研究」を盛り込む必要があるのではないか。
(2)指標の内容に関する協議(校長)
ア.区分「カリキュラム・マネジメント」において,教育課程の編成は校長の責任で行うことを表現すること。
小学校の実態…「校長が責任をもって」というところを表現してもらいたい。
高等学校の実態…教育課程の編成を校長が責任をもって行うことはあたりまえである。
大学の意見…あたりまえだができていなかったのであれば,残すべき。校長権限だが教員を巻き込んでいく。主体的な学びのためのカリキュラム・マネジメントをしなければならない。
イ.・区分「危機管理」の部分は,中身が管理的内容ばかりである。この内容であれば,項目名は「不祥事の根絶」にするという方法もある。
・区分は「危機管理」のままでもよいが,教諭の指標にはある「幼児児童生徒の安全を守る。命を守る。」という視点の指標がない。
4 指標【教諭・校長】暫定版
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