2024年7月4日、ひろしまCampsにて、「子育てしやすい未来ってどんな未来?~子供を持つ・持たない選択について考える~」をテーマに第2回車座会議を開催しました。
会議での議題は「子どもを持つ・持たない選択」「結婚・子育てをしたいと思える未来とは」「行政のサポートについて」。
子育てについてどのように考えているか、実際に子育てを行ってどのような経験をしているかなど、さまざまな視点から話し合いました。
参加者の方からは、さまざまな意見が寄せられました。
司会
RCCアナウンサー 田口麻衣さん
参加者
広島工業大学4年 園部花奈さん
金銭的な不安はあるものの、若年層に対する結婚・出産の支援があれば、希望が持てると思います。また現在の社会問題も子どもの成長こそが解決策になると思います。
広島工業大学3年 旦千之進さん
男性の育休取得が進むことで、夫婦で協力しやすい環境になると期待しています。子育て支援を拡充する施策も、正当な理由があれば必要なことだと思います。
叡啓大学3年 濱岡千咲さん
地元以外に住んでいて、両親など頼れる人がいないと子育ては難しいと思います。職場や地域の人々のサポートがあれば子育てに希望が持てるかもしれません。
叡啓大学1年 森佑太さん
子育て世代との交流で、リアルな姿や楽しさを知ることが大切と感じます。子育て支援は不平等という話もありますが、対象は大人ではなく子どもであり、必要なものだと思います。
広島大学大学院人間社会科学研究科 白川俊之准教授
男性の育児参加と夫婦間での平等な分担が必要で、長時間労働を前提としない働き方も重要だと思います。子どもは社会の財産であり、支援が欠かせません。
RCCアナウンサー 唐澤恋花さん
お金もそうですが、仕事を考えると早くに子どもを持つのは難しく、復帰した後のキャリアにも不安があると感じます。もし周りの助けがあれば違うかもしれません。
フリーアナウンサー 枡田絵理奈さん
子育ては大変ながらなんとかなるもので、子どもがいるから出会えることもあります。周りの方の負担も減らし、支援制度の利用に申し訳なさを感じない環境づくりが重要だと思います。
広島県知事湯崎
(注)湯崎の『崎』の右側は「大」が「立」
「子育ては大変」という印象が先行していますが、大変だけど楽しいものです。大切なのは子育てを歓迎できる雰囲気をつくること。子どもを持つ、持たないにかかわらず、それぞれの希望をかなえられる社会が理想だと思います。
広島県では「少子化・子供・子育て」について、皆さんの意見を募集しています。
今回のテーマ「子育てしやすい未来ってどんな未来?~子供を持つ・持たない選択について考える~」について、ぜひあなたの声を聞かせてください。
【参考資料】第2回車座会議説明資料 (PDFファイル)(1.6MB)
【当日の様子】※音声が聞き取りづらいため、議事概要も参考にご覧ください。
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