この石冠は縄文時代(じょうもんじだい)の遺物(いぶつ)ですが、何のために使ったのかはまだわかっていません。
これまでに中部地方から東北地方では多く見つかっていますが、西日本で発見されたのは大変めずらしいのです。
よく見るとこの石、緑がかった色をしているでしょ。これは閃緑岩(せんりょくがん)という石だと考えられるんだけど、火を受けたために表面が荒れてガラス化しています。
う~ん・・・なんで、火を受けたのでしょうか? そして一体何のために使ったのでしょうか?ここからはまだ誰にもわかりません。
君も この謎について考えてみよう。何かいい考えがあったら広島県立歴史民俗資料館に連絡してくださいね。