丘陵の頂上部から東に下った平坦面に集中して造られた10数基の円墳からなる支群です。
この支群の中で最も大きい七ツ塚第40号古墳(直径26m、高さ3.6m)は2段に築かれ、周囲には周溝が巡っています。これに次ぐものは第43号古墳で、直径20m、高さ2.5mです。
第42・48・49号古墳の埋葬施設は横穴式石室で、石室の規模は、幅1m前後、長さ8m前後と見られ、いずれも平野に向かって開口しています。現在は露出している天井石や側壁の一部を見ることができます。
そのほか、第46号古墳からは鉄鉾が見つかっています。