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縄文時代

縄文時代―弓矢と土器を発明した人々―今から約1万年前~2,300年前

概要説明

 氷河期が終わると、地球上の気候が温暖になり、しだいに現在と同じ日本列島が形作られていきました。
 人々は弓矢や土で作った器(土器)を作りはじめました。石のやじりをつけた弓矢によりすばしっこい動物も捕まえられるようになり、また、漁撈も盛んに行われていました。この時代の土器は縄文土器と呼ばれ、土器の表面には縄目をはじめとした様々な模様がつけられ、食べ物を煮たり、蒸したりできるようになったことで人々のくらしは豊かになりました。

深鉢形土器

深鉢形土器(福山市 馬取貝塚)
広島県立歴史博物館蔵(府中高校考古資料)

 

 

展示構成

 

  • 弓矢と土器を発明した人々
  • 縄文式土器と交易

主な展示資料

  • 馬取貝塚・洗谷貝塚出土の縄文土器
  • 馬渡遺跡出土の縄文土器(複製)
  • 円明寺遺跡出土の有茎尖頭器・石鏃
  • 神辺御領遺跡出土の打製石斧