古墳時代―古墳文化の誕生―今から1,700年前~1,400年前
古墳時代になると、各地のクニはさらに有力な豪族によってまとめられていきました。
なかでも、大和(奈良県)を中心とする豪族たちは、もっとも大きな力をもち、各地のクニと同盟を結び、国家(畿内政権)を成立しました。
豪族は土を高く盛り上げた大きな墓(古墳)を造ることによって、自分たちの富と力を示しました。後になると、古墳はさらに多くの人々が造るようになりました。
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画文帯神獣鏡(複製)
(三次市 酒屋高塚古墳)
原資料 京都大学総合博物館蔵
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展示構成
- 古墳文化の誕生
- 古墳の構造と副葬品
- 前期古墳
- 中期古墳
- 後期古墳
- 霊をはこぶ動物-鳥
- 鉄と古墳
- くらしと生産
- 土師器と須恵器
主な展示資料
- 緑岩古墳出土の馬形埴輪・円筒埴輪
- 池の内第2号古墳出土の家形埴輪
- 石塚第2号古墳出土の鳥付装飾須恵器
- 亀山第1号古墳出土の短甲・鉄剣・筒形銅器
- 潮崎山古墳出土の三角縁神獣鏡(複製)
- 酒屋高塚古墳出土の画文帯神獣鏡(複製)など