家庭教育支援の取組
家庭での教育は、子供たちに基本的生活習慣、自立心、思いやり、社会的なマナーなどの基礎を育むものであり、全ての教育の出発点です。
県教育委員会では、親が自信を持って子育てに取り組めるよう、主体的に学ぶ機会の提供など、家庭教育支援の取組を進めています。特に、乳幼児の保護者への支援を重点化し、県が目指す乳幼児期の教育・保育を実現するための基本的な考え方と取組内容を示した「『遊び 学び 育つひろしまっ子!』推進プラン(第2期)」に基づき、家庭教育支援の充実に取り組んでいます。
「遊びは学び」をはじめとした親に伝えたい内容の共感的理解の促進
親に伝えたい内容の発信
「遊びは学び」など、 子供の育ちに関する基本的な考え方や、子供との関わり方で大切にしたい視点などについて、家庭での子供とのよくある場面をテーマに取上げ、「遊びや生活の中に学びがあること」や「子供との関わり方」などを情報発信しています。
◆「遊び」は「学び」
◆親子のあそび
◆読み聞かせ
◆子供との関わり方
親の育ちを応援する学びの機会の充実
多様な場・機会を活用した学びの提供
県のホームページやSNS、母子手帳アプリ「母子モ」を活用した情報発信、企業・団体との連携、オンラインを活用した講演会の開催など様々なアプローチにより、多くの保護者に情報を届けています。
◆親子コミひろしまネット
◆企業・団体等との連携
◆家庭教育フォーラム
親の育ちを応援する学習プログラムの充実
家庭の教育力向上を目的とした参加体験型の学習プログラムを開発し、県内各地で講座を実施しています。
◆「親の力」をまなびあう学習プログラム
親子参加型行事(あそびのひろば)の開催
家庭や公園など身近な場所で気軽に取り組むことができる遊びを親子で一緒に楽しみながら、「遊びは学び」を体験する「あそびのひろば」を開催しています。
◆あそびのひろば
親になる準備期の学習機会の充実
中学校・高等学校の段階から、子育ての意義、親や家族の役割、子供との関わり方等を学ぶことができるよう、助産師・保育士など、外部講師の派遣・紹介や事例等の情報提供を行うなど、学習機会が充実するよう支援を行っています。
※ここでは、「親として、また、子育てを支える地域の一員として、子供を産み育てることの意義や、親や家族の役割、子供との関わり方を学ぶ機会」を「親になる準備期の学習」としています。
◆「親になる準備期の学習」推進事業
地域における家庭教育支援のための人材育成・体制整備
地域のボランティア人材の育成
身近な地域で家庭教育支援の活動が広く展開されるよう、各市町の子育て・家庭教育支援に携わる地域人材等を対象とした研修会を開催しています。
◆子育て支援・家庭教育支援研修
◆「あそびのひろば」ファシリテーター研修
「家庭教育支援チーム」等を通じた保護者に寄り添う支援の充実
保護者が身近な地域で気軽に相談でき、安心して子育てできるよう、保護者に寄り添う支援の充実を図ります。
◆県内で活動する家庭教育支援チーム
・府中町家庭教育支援チーム“くすのき” 活動の様子は府中町HPから
・尾道市向東地区家庭教育支援チーム“親ぢから” 活動の様子は尾道市HPから
・世羅町家庭教育支援チーム“Pクラブ・せら”
・呉市家庭教育支援チーム“呉市『親プロ』ファシリテーションクラブ”
・呉市家庭教育支援チーム“呉市教育会”
・広島市家庭教育支援チーム“ふわりん 子育て”
・三次市甲奴地区家庭教育支援チーム
・三次市三次町家庭教育支援チーム「みよし学園家庭教育支援チーム“きりこちゃん”」
・北広島町家庭教育支援チーム“おおきな木”
・庄原市家庭教育支援チーム
※「家庭教育支援チーム」とは…子育て経験者など、地域の多様な人材で構成された自主的な集まりです。学校や地域、行政や福祉機関と連携しながら、子育てや家庭教育を応援する様々な活動を行う「身近な地域の子育て・家庭教育応援団」です。
詳しくは、文部科学省「子供たちの未来をはぐくむ家庭教育」ホームページへ。
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