「守屋壽コレクション」は、広島県福山市出身の守屋壽さんが、約40年にわたって蒐集された国内屈指の歴史資料群です。
16~19世紀を中心とする古地図や日本と諸外国の交流を示す資料などからなり、令和2年に1,350点が、令和6年に389点が新たに寄贈され、総計1,739点を数えることとなりました。
6回目となるこの展示会では、「洛中洛外図屏風」などの貴重な初公開資料を含む新資料を、関連するコレクションの資料とともに紹介します。
あわせて、日本で作られた大型の古地図など、選りすぐりの品々も紹介します。
歴史的価値と美術的魅力あふれるコレクションをぜひ間近でご堪能ください。
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チラシ (PDF)
初公開!
「洛中洛外図屏風(左隻、本田家旧蔵本)」
本屏風は、林原美術館本(岡山藩主池田家旧蔵本、重要文化財)と同一工房の制作で、かつて本田家本として知られた洛中洛外図屏風の江戸時代前期の優品です。
寛永3年(1626)9月の後水尾天皇の二条城行幸の盛況ぶりを、右隻の内裏から左隻の二条城まで、両隻にわたり活き活きと描く点が特徴とされています。
▹開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
※初日は10:00から開館
▹休館日
・月曜日(5月5日は開館)
・5月7日(水)
・一般:290円(220円)
・大学生:210円(160円)
・高校生まで及び65歳以上は無料
※( )内は、団体料金(20名以上)
※ 未就学児・身体障害者手帳等をお持ちの方は、無料
▹ 第1回
日時:4月26日(土)14:00~15:30
演題:1804年将軍宛贈答品の行方
ーレザノフ関連資料貼交屏風の「黄金の象の時計」についてー
講師:保谷 徹さん(東京大学名誉教授)
▹ 第2回
日時:5月10日(土)14:00~15:30
演題:洛中洛外図屏風(本田家旧蔵本)を読み解く!!
講師:大塚 活美さん(元京都府立京都学・歴彩館職員)
※会場:いずれも当館講堂
※いずれも聴講無料
▹4月27日(日)
▹5月11日(日)
解説:当館学芸員
※いずれも13:30~14:30
※ 入館料が必要
広島県立歴史博物館(ふくやま草戸千軒ミュージアム)
中国新聞備後本社
福山市、福山市教育委員会、福山商工会議所、広島経済同友会福山支部、
一般社団法人福山青年会議所、一般社団法人広島県観光連盟、山陽新聞社、NHK広島放送局、中国放送、
広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、エフエムふくやま、尾道エフエム放送
守屋壽コレクション初公開記念
▹洛中洛外図屏風と古地図でたどる日本の歴史
4月25日(金)~6月15日(日)
山陽新幹線全線開通50周年記念
▹夏の企画展
ひろしま鉄道メモリー
ー線路は続くよ いつまでもー
7月11日(金)~8月31日(日)
▹秋の展示
歴史から学ぶ防災
ー未来へつなぐ災害の記憶ー
9月19日(金)~11月24日(月・休)