凍結含浸法について寄せられる質問にお答えします。
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酵素は様々な化学反応を触媒するタンパク質で、生き物ではありません。
食べても体内で消化されます。
お酒、味噌などの発酵食品は、微生物が持つ酵素の働きを利用して製造しています。
凍結含浸法で利用する酵素は微生物や植物から抽出された天然由来の酵素で、安全性が確認されています。
硬い外皮や脂肪のかたまりなどがある食材(例えばナッツなど)は、酵素液がしみ込みにくいので不向きな食材です。
また、肉や魚などの骨は酵素では軟らかくなりません。
凍結含浸法でやわらか食を作るには食材を軟らかくする酵素と、酵素をしみ込ませる減圧装置が必要です。
現在のところ、家庭向けの酵素調味料や凍結含浸専用調理機器は販売されていません。
在宅向けの凍結含浸やわらか食をご利用ください。
凍結含浸法を導入・採用している企業は、こちらをご覧ください。
食べる(噛む・飲み込む)ことが難しくなっても、周りの人と同じ見た目、今までどおりの見た目の食事が楽しめる、そういった「食のバリアフリー」を凍結含浸法が実現しました。
実際の食事では、用いられる食材も調理形態も多様性に富んでいます。
同じ食事でも、食べられるかどうかは、食べる方の噛む力や飲み込む(嚥下)力、さらにその時の体調や食欲などによっても変わります。
専門の医師や歯科医師の指導のもと、凍結含浸やわらか食をお楽しみください。
凍結含浸やわらか食は、食品企業から業務用冷凍食品や在宅向け冷凍食品として販売されています。令和3(2021)年度の特許許諾企業の凍結含浸食品販売額は、生産出荷額ベースで平成22(2010)年度の約30倍と拡大しており、商品の利用は年々広がっています。
本ホームページには、凍結含浸法の技術情報やこれまでの技術普及活動の報告が掲載されています。
また、凍結含浸法を使った新製品開発技術についても、引続き情報発信していきます。
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