武一騒動は,明治4年(1871)8月,旧広島藩主の東京移住引き止めに端を発し,領内各地で騒動から打ち壊しにまでエスカレートした広島県の大一揆である。
ここに紹介するのは,高宮郡勝木村(現広島市安佐北区可部町勝木)の重川家文書に残された武一騒動関係記録である。これらの記録は,当時,勝木村の組頭であった重川徳太郎によって書き残されたものである。勝木村の村人たちの行動と騒動の様子を記した日記や広島城下に掲げられた掲示の写しなどが,一件の記録として一袋にまとめられている。
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