古文書などの紙資料にとって,とくに注意しなければならないのは水や湿気による害です。水に濡れた紙と紙が固着した状態で乾燥すると,はがすのは大変です。まして,虫喰いなどの被害を受けている古文書の場合,はがす作業は一層困難となります。また,水の被害を受けた文書をそのまま放置しておくと,カビが発生し,文書を汚損してしまいます。ここでは,そうした水による被害を受けた文書の処理方法について紹介します。
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