広島県動物愛護センターでは、幼稚園・保育園~大学生を対象に『動物愛護教室』を開催していますが、
それだけではなく、「社会福祉施設を対象とした介在活動」について、ご存じでしたか?
当センターに収容される犬とのふれあいを通して、「参加者の心身の安定を図ることに協力し、
かつ、参加者の動物愛護精神の普及啓発を図ること」を目的としています。
命の温かみを五感で感じることで、安らぎを感じたり、ストレスが解消されて、
心身が安定するといった効果が期待できます。
10月18日、ハートフル竹原中央 デイサービスセンターさんにお邪魔して、活動を行いました。
まずは、センターの紹介と、犬猫の引取りの状況を簡単に説明しました。
次に、センターモデル犬の「だんご」が登場し、しつけのデモンストレーションを行いました。
実際に犬が出てくると、目線がこちらの方に向いてもらえるように感じました。
「おすわり」や「ふせ」ができている姿を見て、「すごい」という声が聞こえてきました。
最後に、介在活動のメインである子犬とのふれあいを行いました。
希望者に対し、モデル犬や子犬と触れ合ってもらいました。
最初は、「犬に触れない」という声もありましたが、
実際にふれあっているのを見て、「やはり触りたい」と気持ちを変えてくださった方もいらっしゃいました。
子犬が近づいてくると、皆さん自然と笑顔になり、「昔飼っていた」「かわいがっていた」など、
楽しそうに昔の話を教えてくださいました。
職員さんからは、「いつもはあまり声を出さない方が、すごく声が出て嬉しそうだった」
「よく笑顔が見られた」「動物の力はすごい」といった感想をいただきました。
社会福祉施設の関係者の方々、ふれあい活動を行ってみませんか?
ご要望に応じて、内容を調整することも可能です。
命の温かみに触れて、一緒に命の大切さを考えてみませんか?