この3頭は新しい飼い主さんに譲渡されました!
令和2年11月 島根県の民家で8畳2間に160頭あまりの犬が飼われており、多頭飼育崩壊として保健所や愛護団体が犬を保護するというショッキングな事件がありました。
多くのメディアに取り上げられており、このニュースを目にした方も多いと思います。
映像には狭い室内にすし詰め状態で怯えた目の犬たち・・・目を覆いたくなるような状況でした。
現在、保護された犬たちの一部は一般家庭にもらわれたりしていますが、多くは愛護団体や行政を通じて新しい家族を探しているところです。
令和2年11月27日 この島根県で保護された3頭の犬たちが、当センターにも新しい家族を探すためにやってきました。
【3頭の紹介】
サリー (2歳・♀・避妊済み)
ルイ (1歳・♂・去勢済み)
タイスケ (5歳・♂・去勢済み)
当センターにやってきた3頭を見たとき・・・
「本当に譲渡できるの?」
3頭ともあばら骨が浮き出るほどに痩せ細っていました。
さらに、私たち職員が近づくと怯えて震えたり、挙動不審になったり、
人との関わり方がわからないのだとすぐに分かりました。
とても一般の方に譲渡できる状態ではありません・・・でも、あきらめる訳にはいきません!!
「まずはしっかり食べさせることから!!」 始めました。
あばら骨が浮き出るほど痩せている3頭だから、少しでも標準体重に近づけるために、1日3回食事を与えました。
そして、人との関わり方がわからない3頭なので【人とおいしい食べ物】を結びつけるために、
缶詰&ドライフードを人の手から食べさせることにしました。
ここから3頭、譲渡に向けてのいろいろなチャレンジがスタートです。今後も、このチャレンジを見守ってください!!
新しい飼い主さんに譲渡されるまでのチャレンジの様子をYoutubeにまとめました。
人や人と生活するための環境に慣らせるためのトレーニングの様子や,成長した3頭の姿をぜひご覧ください!