広島県動物愛護センターには毎年100頭前後の迷い犬が収容されます。
飼い犬を迷子にしないために,だれが飼い主かわかるよう首輪などに名札を付けたりして,離れないようにして飼いましょう!!
狂犬病予防法で犬の飼い主には犬の首輪に鑑札及び狂犬病予防注射の注射済票を装着する義務があります。
これらの番号は,登録した市町村で,飼い主の情報と紐づけされているので,万が一迷子になったとしても,保護された方が問合せすることにより,迅速に飼い主さんの元に帰ることができます。
先ほど挙げた,鑑札や注射済票には,飼い主の情報がないので,市町村役場の開いていない休日や夜間だと,問合せることができないため,迅速に飼い主さんのもとに返すことができません。
このことから,鑑札,注射済票に加えて,迷子札(住所,氏名,電話番号等を記入したもの)を装着しましょう。
動物の個体識別等を目的とした電子標識器具です。
装着については,お近くの動物病院へお問い合わせください。
マイクロチップの詳細は環境省ホームページをご覧ください。
(環境省HPより引用)
「広島県動物愛護管理条例」の第五条において,犬の所有者は,飼い犬の繋留を行うことが義務付けられています。
繋留とは,物理的に逃げだせない状態にすることです。
散歩の際はリードでつなぐ,ふだんは丈夫なリード等でつないで飼う,完全室内飼いなど,脱走できない囲われた場所で飼うようにしましょう。
少しの時間だから,散歩のかわりに・・そんな理由で犬を放していませんか?うちの犬は悪いことはしないから,田舎だし車にも引かれないだろう・・と思っているのは飼い主さんだけかもしれません。
犬が交通事故にあったり,人に迷惑をかけたりしないように,犬は必ずつないで飼いましょう。
また,犬が放れないように首輪・リード等を今一度,点検してみてください。