8月7日,9日に『夏の親子DE動物愛護教室2018』を開催しました!
この教室はセンターの現状を知ってもらい,命の大切さ尊さについて,親子で考えてもらうためのもので,今年で3回目。
2日間で10組25名のご家族が参加されました。
はじめにパワーポイントによる講義。センターの収容状況について説明をし,「動物愛護センターに収容された犬や猫は,その後どうなると思いますか?」などの質問をし,親子で考えてもらいます。
次に犬のしつけについて話をしました。モデル犬の「サラダ」(現在はモデル犬卒業済み)を使い,基本的な「おすわり」や「ふせ」などの他,初めて会う犬との挨拶の仕方について説明をし,実際にサラダと挨拶してもらいました。みんな上手にできています!
収容されている犬や猫,犬舎の見学…。現在は動いてはいませんが,ドリームボックス(殺処分機)へ向かう通路も実際に歩いてもらいました。「愛護センターで亡くなった子達が最後に歩いた道です。」と言う職員の言葉にうつむく子どもたち…。
お昼休憩をはさみ,午後から『犬との触れ合いと獣医さん体験』。
カルテにそって体重測定,心音聴取,目や耳,皮膚の状態などを観察し,なかなか聞く機会がない犬の心臓の音に興味津々の様子でした。将来この中から本物の獣医さんがでるかも?!
続いて今日学んだことを模造紙に書き新聞づくりを行いました。どこに何を書くのか楽しそうに書いていました。
新聞はお家で完成させて夏休みの自由研究にしてもOK!お母さんたち何だか楽しそう♪
最後に修了証授与式を行いました。修了書を受け取る姿が嬉しそうです。
今回の愛護教室で広島県の現状を知り,たくさんのことを親子で見て触れて考えてもらいました。何か一つのことについて一日を通して親子で考え話し合う機会はなかなかないと思います。
子供たちだけでなく,お父さん・お母さんにとっても良い思い出になったのではないでしょうか?
この教室で感じ学んだことがみなさんの心の中に残り,命を大切にする気持ちを持ち続けてもらえればと思っています。
きっと来年も開催されるはず…来年の参加,お待ちしています♡