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組織 |
広島県特別支援学校教育研究会 会長あいさつ
広島県特別支援学校教育研究会は、平成12年に設立され、令和6年度で25年目を迎えました。広島県内の特別支援学校17校21教場の会員が、日々授業研究に取り組み成果を共有しながら、特別支援教育の発展に協働してきました。 学校現場で、日々全ての生徒等の可能性を最大限に引き出すため、主体的対話的で深い学びに取り組んでいます。 「通じ合えて喜びでいっぱいになる」「分かって嬉しい」「できて自信がついた」生徒等の姿は、心が動く学びの大切さを教えてくれるとともに、教師としてのやりがいを感じることにも繋がっています。 私たちは、「どのようにして指導・支援をすれば幼児児童生徒の可能性を最大限に引き出すことができるか」等を問いながら、「個別最適な学びと協働的な学び」を高いレベルで実現するとともに、創意工夫のある教育を質の高い教職員集団としてチームで提供していくことが求められています。 さて、本研究会は発足当初、五つの障害種別による部会を設け歩み始めました。平成17年度からは会員のニーズに応じた今日的課題をテーマとして教育課程別グループ体制をとり、活動を進めてきました。教育委員会や教育センターの指導・支援のもと、「広島で学んで良かった」教育の推進に情熱をもって取り組んできたことは、諸先輩から引き継いだ財産であるとともに会員の誇りでもあります。令和4年度中央教育審議会答申で示された(※)「教師の学びも子供たちの学びの相似形」「主体的に学び続ける教師の姿は児童生徒にとっても重要なロールモデル」を体現する会でもあると考えます。 令和6年7月時点で1,023名の会員が所属しており、12月26日には福山市において令和6年度広島県特別支援学校教育研究大会を開催します。大会では、文部科学省初等中等教育局特別支援教育課の村上 学 特別支援教育調査官による講演や、広島中央特別支援学校・西条特別支援学校・三原特別支援学校・黒瀬特別支援学校の4校の研究発表も予定しています。 本研究会の活動を通じて幼児児童生徒の学びを豊かに広げていくとともに、広島県の特別支援教育の更なる充実と発展に資する教育の創造に取り組んでまいります。皆様の御理解と御支援を賜りますよう、お願い申し上げます。 (※:参照「『令和の日本型学校教育』を担う 教師の養成・採用・研修等の在り方について ~「新たな教師の学びの姿」の実現と、多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成~ (答申)」 広島県特別支援学校教育研究会 会長 福田 智子 (ふくだ ともこ) (広島県立沼隈(ぬまくま)特別支援学校長)
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令和6年度 研究成果報告 令和5年度 令和4年度 令和3年度 令和2年度
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