会長 佐伯 華彦(府中市立府中明郷学園)
事務担当 住田 孝正(府中市立府中明郷学園)
連絡先
府中明郷学園 0847-41-2759
第12回広島県中学校人権教育研究大会
1 研究主題
「学びに向かう力」の育成
~挑戦する過程を基盤にした教育活動を通して~
2 日時 令和5年10月13日(金曜日) 13時00分 ~ 16時40分
3 会場 府中市立上下中学校 (広島県府中市上下町上下915番地)
4 主催 広島県中学校教育研究会人権教育部会
5 共催 広島県教育委員会
6 後援 府中市教育委員会 福山市教育委員会
7 日程
8 公開授業
第1学年 特別の教科道徳「自分の性格が大嫌い!」 学習指導案 (PDFファイル)(666KB)
第2学年 特別活動「わたしの平和宣言」 学習指導案 (PDFファイル)(270KB)
9 講演
演題:「『自他を大切にし、共に生きること』を大切にできる生徒の育成」
講師:広島大学大学院人間社会科学研究科(教育開発専攻) 宮里 智恵 教授
<二次案内>
第12回広島県中学校人権教育研究大会「上下大会」(二次案内) (PDFファイル)(497KB)
県教育委員会が平成14年12月に策定した「広島県人権教育推進プラン」では、人権教育は、心豊かで文化的な社会の実現に向けて、人権尊重の理念を正しく理解、体得することが必要であり、特に生命の尊さや他人との共生・共感の大切さなど普遍的な視点からの取組を重視して実施することとしています。
そして、学校教育における人権教育は、学習指導要領に基づいて、道徳や各教科などにおける学習内容を適切に指導すること、さらに、指導に当たっては、自分の自由や権利と同様に他者の自由や権利を大切にすること、また権利の行使には責任が伴うことなどについて、特に配慮することが大切です。
令和4年度広島県教育資料 (PDFファイル)(249KB)
学校教育においては、日常の授業を通して人権感覚を育成することが必要です。その具体例を「児童生徒一人一人に人権尊重の精神を育む授業展開例集」として、ホームページに掲載しております。
この「展開例集」では、授業におけるねらいや学習指導過程の中で人権尊重の精神を育む視点を示しております。学校においては、今後の各教科などにおける指導の参考にしていただくとともに、児童生徒の実態、発達段階に応じて、工夫を加え、活用してください。
広島県教育委員会は平成26年12月に広島版「学びの変革」アクションプランを策定しました。この中で、「学び続ける」ためのコンピテンシーの4要素「知識」、「スキル」、「意欲・態度」、「価値観・倫理観」が示され、好循環を引き起こすよう指導することが求められています。このことを踏まえ、人権教育では、基本的人権などの「知識的側面」だけでなく、「自己への肯定的な態度」などの「価値的・態度的側面」や「共生・共感」「適切なコミュニケーション技能」などの「技能的側面」をバランスよく育成し、日常生活と関連付け活用・挑戦させて、自分を大切にし、他人を大切にし共に生きる児童生徒の育成を目指しています。
広島版「学びの変革」アクション・プラン(概要版) (PDFファイル)(528KB)
「人権教育を通じて育てたい資質・能力」とは (PDFファイル)(192KB)
◇「ヒューマンフェスタ2023ひろしま」における学校の取組紹介
「よりよい人間関係をめざして~安心できる学校生活の実現~」
日時:令和5年12月9日(土曜日)
場所:広島市総合福祉センター(BIG FRONT ひろしま5階)
発表校:県立向原高等学校、府中市立上下中学校,県立広島南特別支援学校
リーフレット (PDFファイル)(2.28MB)
発表校紹介 (PDFファイル)(486KB)
昨年度まではWebサイトでの配信でしたが、本年度は久しぶりに集合形式での開催となりました。自分と他者を大切にし、共に学校生活を送るために、よりよい人間関係の構築を目指した活動を行っている学校の取組を生徒が発表しました。
発表の概要
向原高等学校では、週に1回放課後に、JR向原駅の待合ロビーでスマホ教室を開催しています。地域の方に対してスマートフォンの基本的な操作を説明したり、困っていることへの対応を行ったりすることで、地域の方との交流を深めています。
スマホ教室を通して、相手が理解できるように分かりやすく伝えることを意識するようになったり、共感することの大切さを学んだりしました。スマホ教室で学んだことは学校生活や他校との合同チームで行っている部活動にも生かされ、よりよい人間関係を築くことにつながっています。
発表の概要
府中市立上下中学校では、修学旅行を軸とした平和学習に取り組んでいます。平和について学ぶ中で考えたことを動画等にまとめ発信し、多様な人々と交流することで、平和に対する考えを深めています。
取組を進める中で、平和な社会に向けて自分たちにもできることがあるということに気付きました。自分たちの生活をより豊かにするために、よりよい人間関係をつくっていくこと、安心できる学校生活を送れるようにすることを大切にしていきたいです。
発表の概要
広島南特別支援学校では、生徒会執行部を中心に、1年間かけて先生や生徒と何度も議論を重ね、生徒指導規程の見直しを行いました。
生徒指導規程の目的から見直し、制服、携帯電話の取り扱いについても変更しました。生徒指導規程の見直しを通して、「自分で考えて、行動しないといけないという思いが強くなり、自分の言動に責任をもつようになった」と感じています。
また、イベントの参加者に手話について知ってもらうため、最後には手話を使ったクイズを出題しました。
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