会長 島谷 和秀(広島県立総合技術高等学校)
事務担当 松岡 正之(広島県立総合技術高等学校)
連絡先 0848-86-4314(広島県立総合技術高等学校)
研究の目標等
1 心に寄り添う生徒指導の在り方について
・気になる生徒の情報を教職員間で共有することができたか→令和5年度目標値65%以上
・コロナ禍においての教育相談を組織的に行う体制を学校全体でつくることができたか→令和5年度目標値55%以上
2 いじめ防止における家庭・地域及び関係機関との連携の強化について
・学校と家庭が一体となって取り組むよう連携することができたか→令和5年度目標値50%以上
・学校と地域が一体となって取り組むよう連携することができたか→令和5年度目標値40%以上
・学校のいじめへの対応方針を保護者に周知できたか→令和5年度目標値60%以上
3 特別な支援を必要とする生徒への対応について
・特別支援教育に関する研修が実施されたか→令和5年度目標値80%以上
・特別な支援が必要な生徒に対する個別の指導計画を作成できたか→令和5年度目標値70%以上
研究の内容及び方法
1 第 1 回役員会
日 時:令和5年6月 29 日(木)
内 容:令和4年度事業報告、決算報告、監査報告、令和5年度事業計画、予算計画などの協議をオンライン形式で実施
2 第2回役員会
日 時:令和5年 10 月 30 日(月)
内 容:研究大会の内容、各支部からの報告、部会の現状などの協議・報告をオンライン形式で実施
3 第41回研究大会
日 時:令和6年1月19日(金)
場 所:ジーベックホール(府中市文化センター)
内 容
(1)講演会:「生徒指導提要の改訂を踏まえた生徒指導の進め方について」
文部科学省初等中等教育局 児童生徒課 生徒指導室
いじめ・自殺等対策専門官 稲川 洋生
(2)分科会
【第一分科会】心に寄り添う生徒指導の在り方について
・心に寄り添う生徒指導の在り方について
広島東支部 広島県立広島中央特別支援学校 教諭 西田 宏
・心に寄り添う生徒指導の在り方について~学校体制及び取組等について~
呉支部 広島県立呉南特別支援学校 教諭 田中 伸哉
【第二分科会】いじめ防止における家庭・地域及び関係機関との連携の強化について
・いじめ防止における家庭・地域及び関係機関連携の強化について
尾三支部 広島県立尾道商業高等学校 教諭 倉本 茂徳
・「いじめ防止における家庭・地域及び関係機関連携」の強化について
福山支部 広島県立福山工業高等学校 教諭 竹田 勝司
【第三分科会】特別な支援を必要とする生徒への対応について
・特別な支援を必要とする生徒への対応について
広島西支部 広島県立廿日市西高等学校 教諭 下村 康剛
・特別な支援を必要とする生徒への対応について
三次支部 広島県立日彰館高等学校 教諭 佐々木 宏
4 第3回役員会
日 時:令和6年2月2日(金)
内 容:令和5年度活動報告、令和6年度総会及び研究大会、各支部の報告等について
オンライン形式で実施
具体的な研究活動
1 各支部で、担当する研究テーマについて研修会を開くとともに、各学校でテーマに沿った実践的研究を進める。
2 研究主題に沿った研究大会・講演会を行う。
3 各学校で、本部会が作成した研究紀要を活用し、生徒指導体制の確立を図るとともに、生徒指導の取組の充実を図る。
4 各学校の生徒指導の取組の達成度について調査し、評価・分析する。
研究成果
(1)心に寄り添う生徒指導の在り方について
評価指標全てにおいて、60%、49%と目標値に届かなかった。しかし、スクールカウンセラーによるカウンセリングの実施や個人面談の時間を増やす等、生徒の心に寄り添った生徒指導に向けての体制づくりはできたと考えられる。引き続き、教育相談体制等の充実を図り、生徒の心に寄り添った生徒指導を進めていく。
(2)いじめ防止における家庭・地域及び関係機関との連携の強化について
評価指標全てにおいて、31%、13%、49%と目標値に届かなかった。しかし、気になる生徒の情報共有、いじめアンケートの実施等で組織的に対応ができている。また、いじめにつながりそうな小さな出来事であっても家庭連携を丁寧に行っている。地域連携については、コロナ禍前と同じように交流や活動は再開しているが、すべての活動ができていない現状がある。引き続き、誹謗中傷等のいじめ防止に取り組むとともに、家庭、地域及び関係機関との連携の強化を図っていく。
(3)特別な支援を必要とする生徒への対応について
評価指標全てにおいて、58%、60%と目標値に届かなかった。しかし、各校で、特別支援教育コーディネーター、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー等による研修会の実施や学校全体での情報共有、ケース会議など個に応じた指導ができた。今後も特別支援教育の視点を持った生徒指導を組織的に進めていく。
参考:前年度の研究成果
(1)心に寄り添う生徒指導の在り方について
評価指標全てにおいて、59%、39%と目標値に届かなかった。しかし、コロナ禍において、スクールカウンセラーによる教育相談研修会やカウンセリングの実施等、生徒の心に寄り添った生徒指導に向けての体制づくりはできたと考えられる。引き続き、教育相談体制等の充実を図り、生徒の心に寄り添った生徒指導を進めていく。
(2)いじめ防止における家庭・地域及び関係機関との連携の強化について
評価指標全てにおいて、44%、10%、41%と目標値に届かなかった。しかし、SNSに関する講演会や気になる生徒の情報共有、いじめアンケートの実施等で組織的に対応ができている。また、家庭連携も丁寧に行っている。地域については、コロナ禍ということもあり、交流や活動が行いにくい現状があった。引き続き、誹謗中傷等のいじめ防止に取り組むとともに、家庭、地域及び関係機関との連携の強化を図っていく。
(3)特別な支援を必要とする生徒への対応について
評価指標全てにおいて、69%、64%と目標値に届かなかった。しかし、各校で、特別支援教育コーディネーター、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどによる研修会の実施や学校全体での情報共有、ケース会議など個に応じた指導ができた。今後も特別支援教育の視点を持った生徒指導を組織的に進めていく。
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