肝炎に関する連携協定に基づき,医療機関での肝炎ウイルス検査の受検勧奨,検査結果の説明や専門医への紹介に関する新しい資材を作成しました。
ダウンロードしていただくか,県に利用申し込みしていただき,ぜひご活用ください。
B型・C型ウイルス性肝炎は自覚症状のないままに肝硬変や肝がんに進行し得るため,患者の重症化を防ぎQOLを維持するためには,感染の早期発見と早期治療が重要です。
広島県には,平成27年の推計で16,400人の肝炎ウイルスへの感染を自覚していない肝炎ウイルス陽性者がいるとされており,肝炎ウイルスに感染していることの早期発見が必要です。
一方,医療機関においては,県や市町で行われる検査の5倍以上の肝炎ウイルス検査が行われています。
つまり,医療機関において肝炎ウイルス検査の必要性を啓発し,検査を実施した場合はその結果を説明し,必要に応じて専門医に紹介することが,より多くの感染者を早期に発見し,早期治療に繋ぐために大きな役割を果たすと考えられます。
また,手術前医学管理料の算定においても,「当該検査の結果が陰性であった場合も含め,当該検査の結果について患者に適切な説明を行い,文書により提供すること」とされています。
肝炎ウイルス検査の受検勧奨及び結果説明等の際には,ぜひ次の資料をご利用ください。
また,検査結果の説明に関する資料については,パッケージ化したものを配付しています。
配付を希望される場合は,利用申込書をダウンロードいただき、県にご提出いただくか、次のリンク先から申し込みを行ってください。
(1)肝炎ウイルス検査の受検勧奨に係る資料
(2)肝炎ウイルス検査の結果説明等に係る資料
肝炎ウイルス検査の記録カードはダウンロード版がありませんので,利用申込書を提出いただくか,お電話にてお伝えください。
県では,肝炎に関する相談対応や啓発活動等,ご自身の職種等に合わせて活動する「ひろしま肝疾患コーディネーター」を養成しています。
コーディネーターを対象にしたアンケート調査では,肝炎ウイルス検査の結果をコーディネーターから説明する医療機関もありました(特に,陰性であった方に説明する機会の方が多いようです)。
令和4年度の養成講座は次のとおり実施します。
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