広島県では,平成3年に広島大学,広島県医師会,広島市,広島県で組織する広島県地域保健対策協議会の中に「慢性肝疾患専門委員会」を設置し,HCV検査の手順や検査結果の通知法の検討を進め,肝炎対策に取り組んできました。
平成19年度に,「慢性肝疾患専門委員会」は「肝炎対策専門委員会」として発展的に解消するとともに,本県の肝炎対策について協議するものとして広島県は「広島県肝炎対策協議会」を設置しました。
本県の肝がん死亡率は全国ワースト5位と依然として高い状態が続いています。調査によりHCV検査を受けていない人や適切な治療を受けていない人が多く存在することが明らかになったことなどから,「肝がんになる前に早期発見・早期治療」を目的に,肝炎対策協議会は広島県の肝炎対策計画を策定し,周知を図ることとしました。
次の3項目により肝炎対策を進めていきます。
平成20(2008)年度~平成23(2011)年度
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