1 福祉・介護に係る研修を行うことにより、教員の資質向上を図る。
内容が「役に立つ」と回答する会員の割合100%を目標として、研究会や研究授業を実施した。
(1)第1回研究会
【「役に立つ」と答えた会員の割合】100%
【参加者の事後アンケートの自由記述】
・介護技術コンテストでは、生徒の丁寧な声掛けや介護技術から新たな介護観を発見することができた。
・他校教員による介護技術の指導方法を知ることができ、今後の指導に役立つ。
・ニュースポーツのユニカールはルールが分かりやすく、気軽に楽しめるスポーツだと知ることができた。
・ニュースポーツ体験は参加者同士が交流しながら競技でき、スポーツを通して人との関わりを育むことができると分かった。等
(2)第2回研究会
【「役に立つ」と答えた会員の割合】100%
【参加者の事後アンケートの自由記述】
・変動する福祉の動向を理解することができ非常に役立つ内容だった。
・生徒に福祉の動向を理解させるために、提示された資料を授業で活用していきたい。
・具体的な事例から、障害をもつ者との関わり方が理解できた。
・今後、個に応じた対応ができるように心掛けていきたい。等
2 介護技術コンテストを会員が役立てる。
コンテスト実施後、福祉部会Google Classroomを作成し、コンテスト動画を保存し、会員が自由に視聴できるようにした。
【介護技術コンテストを授業等で「役立てた」と答えた会員の割合】90%
(そのうち、「授業で生徒に視聴させた」と答えた会員の割合60%、「教材研究として教員が視聴した」と答えた会員の割合30%であった。)
【具体的な活用場面や活用方法】
・生活支援技術の授業において、動画を用いて介護技術のテーマを生徒に提示した。
・アセスメントの重要性や環境面の配慮について動画を用いて確認させた。
・コンテストに出場した生徒に、事後の授業で振り返りをさせた。
・動画の事例を基に、利用者とのコミュニケーションの内容を考えさせた。等
1 中国地区福祉科高等学校長会総会・研究協議会並びに学科主任等研究協議会並びに第7回中国地区高校生介護技術コンテスト
(1)期日:令和5年7月27日(木)~28日(金)
(2)場所:島根県芸術文化センター(島根県)
(3)内容:中国地区の福祉教育に携わる教職員が一堂に会し、講演、研究協議が行われた。
中国地区介護技術コンテストが実施され、本県から世羅高等学校が出場した。
2 全国福祉高等学校長会第27回総会・研究協議会における生徒体験発表会
(1)期日:令和5年8月4日(木)
(2)場所:東北福祉大学仙台駅東口キャンパス(宮城県)
(3)内容:福祉に関する学習を通して、自らが体験したことにより感じたこと・考えたこと・それまでと変化したこと等について6分以内で発表する。本県から黒瀬高等学校が発表した。