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広島県高等学校教育研究会 看護部会

教育研究会 看護部会

会長 吉村 薫(広島県立広島皆実高等学校)
事務担当 柏原 祐子(広島県立広島皆実高等学校)
連絡先 082-251-6441(広島県立広島皆実高等学校)

リストマーク組織

リストマーク会則

 研究の目標等

1  看護教育の充実に向けた教育内容を構築する。
 (1)授業後のアンケートで「自ら目標を設定し、その達成に向けて計画的に取り組んでいる」の項目において、「よくあてはまる」と回答した生徒の割合が80%以上いる。
 (2)「看護の本質を捉え、自律した学習者を育成する」について、公開研究授業及び研究協議を2回実施する。
2  看護実践能力の向上に対応した研修を行うことにより教員の資質向上を図る。
 (1)外部講師を活用した研修会で習得した内容を活用したと答えた会員が95%以上いる。

 

  研究の内容及び方法

1  看護教育の充実に向けた教育内容の構築
 (1) 「看護の本質を捉え、自律した学習者を育成する」 について、公開研究授業及び研究協議を計画的に年間2回実施する。
 (2)学習者基点の深い学びを育成するため、デジタル機器等を活用した学習指導案の作成や教材開発を行う。
 (3)生徒の主体性を育成するための授業内容の工夫を行うことにより、看護実践能力の育成に繋がっているかどうかを調査・分析する。
2  教員の資質向上に向けた研修
 (1) 看護実践能力に対応した研修会(看護師国家試験の動向等)を実施する。
 (2) 生徒の実態に応じた指導計画や指導法について検討する。
 (3) 研修会等への参加者の研修報告により、県内への普及を図る。
    

 具体的な研究活動

1 教育研究大会
 (1)第1回 教育研究会(総会)
     ア 期日・場所:令和6年6月10日(月)・広島県立広島皆実高等学校セミナールーム
     イ 内容:
     ・令和5年度の成果・課題の報告及び令和6年度の年間計画の検討
     ・令和6年度  会則・会員・役員報告、事業計画・予算案、研究活動計画
2 研修会
 (1)第1回 研修会
     ア 期日・場所:令和6年7月30日(火)・広島県立広島皆実高等学校 看護棟2F実習室
     イ 研修内容・演題:「看護師国家試験の動向について」 さわ研究所 廣津 桂子 先生
     ウ 成果:新出題基準が適応となった第113回看護師国家試験から推測されることや生徒の現状と教員に求められる対応について説明を受けた。このことより、臨地実習や日々の学習で看護師国家試験出題基準を活用した専門分野ごとの対策を組織的・計画的に指導する事や生徒の学習傾向を踏まえ、学習面や精神的支援等具体的な指導の在り方について学びを得た。
     エ 参加者: 11名    
 (2)第2回 研修会
     ア 期日・場所:令和6年7月30日(火)・広島県立広島皆実高等学校 看護棟2F実習室
     イ 研修内容・演題:「地域・在宅看護論のより効果的な指導について」
         YMCA訪問看護ステーション・ピース   所長   浜本千春先生
     ウ 成果:保健師助産師看護師学校養成所指定規則の第5次改正により、「地域・在宅看護論」と名称変更され対象や療養の場の多様化に対応できるよう教育内容を充実させ、地域を捉えた基礎看護教育が必要となる。臨地実習や日々の学習で看護の複雑性を考えさせ、既習の知識と統合し能動的に学べるようにグループワークの進め方やファシリテーション技術等具体的な指導の在り方について学びを得た。
     エ 参加者: 11名 
3 看護研究
 
(1)​研究期間:令和6年7月~令和7年1月
 (2)​内容:「看護の本質を捉え、自律した学習者を育成する」
4 公開研究授業
 (1)第1回 公開研究授業
     ア 期日・場所:令和6年8月21日(水)6限・広島県立広島皆実高等学校 専攻科2年生教室
     イ 内容:
     ・教科等:成人看護学総論(専攻科2年生)
     ・授業者:広島県立広島皆実高等学校教諭 山崎 恭子
     ウ 成果:終末期の看護についてワークシートや事例を用い対象に関心をもち、倫理的課題や多様な視点から看護を具体的に思考、表現させた。グループワークによりその人らしい最期に結びつく援助について対話的に学びを深め、自分の学びを深める協働的学びにつながった。
 (2)第2回 公開研究授業
     
ア 期日・場所:令和6年12月20日(金)3限・広島県立広島皆実高等学校 成人看護実習室・在宅看護実習室
     イ 内容:
        ・教科等:在宅看護(衛生看護科3年生)
        ・授業者:広島県立広島皆実高等学校 教諭 伊藤 里奈
     ウ 成果:事例に沿った在宅療養者の部屋を実習室に再現し、ICTの活用やグループワークから対象者の生活を具体的に思考させた。写真や実際に訪問させリアルタイムの動画を活用することで興味がわき、主体的な学びにつながった。また他者の訪問の様子を見て意見を共有し、多様な在宅療養者の生活について学びを深めた。​

 研究成果

外部講師を活用した研修会を2回実施、公開研究授業を2回計画したうち1回実施、今後1回実施予定である。
​■学習指導案、実践報告書
(1)「精神看護学方法論2」学習指導案(令和6年8月21日(水)実施) (PDFファイル)(3.85MB)
(2)「精神看護学方法論2」実践報告書(令和6年8月21日(水)実施) (PDFファイル)(124KB)
(3)「在宅看護」学習指導案(令和6年12月20日(金)実施) (PDFファイル)(235KB)
(4)「在宅看護」実践報告書(令和6年12月20日(金)実施) (PDFファイル)(120KB)

 その他

第56回 全国看護高等学校研究協議会中国ブロック会 理事会・総会
  期日・主管校:令和6年6月14日(金)・真庭高等学校
第55回 全国看護高等学校研究協議大会
  期日・主管校:令和6年8月1日(木)8月2日(金)・高松南高等学校

 参考:前年度の研究成果

■学習指導案、実践報告書
(1)「看護学概論」学習指導案(令和5年8月30日(水)実施) (PDFファイル)(240KB)
(2)「看護学概論」実践報告書(令和5年8月30日(水)実施) (PDFファイル)(120KB)
(3)「基礎看護学」学習指導案(令和5年11月8日(水)実施) (PDFファイル)(237KB)
(4)「基礎看護学」実践報告書(令和5年11月8日(水)実施) (PDFファイル)(127KB)

 

 

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