会長 城子 勇志(広島市立宇品東小学校)
事務担当 田中 雅美(広島市立石内北小学校)
連絡先 082-941-5007
■■つぎの情報を更新しました■■
○第61回 全国小学校道徳教育研究大会等(広島大会)に関する情報を掲載しました。
<主題及び研究主題>
「自己を見つめ、共によりよく生きる児童を育む道徳教育」
~互いの違いを尊重し合い、対話を通して考えを深める道徳科の授業づくり~
期日 令和7年11月20日(木曜日)・21日(金曜日)
会場 第1日目
○開会行事 ・基調提案 ・課題別分科会・記念講演
広島 国際会議場 広島県広島市中区中島町1- 5
第2日目
○全体会・公開授業・学年別分科会・指導講話・閉会行事
広島市立石内北小学校 広島県広島市佐伯区石内北3丁目23-1
指導講話 堀田 竜次 氏 文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官
国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官
演題「 自己を見つめ、共によりよく生きる児童を育む道徳教育 」
渡部 朋子 氏 特定非営利活動法人 Ant―Hiroshima 理事長
演題「 未定 」
【一次案内】第61回全国小学校道徳教育研究大会(広島大会)等 (PDFファイル)(206KB)
藤井 善貴(義務教育指導課)
変化の激しいこれからの社会では,子供たちが自ら考え,自分たちの答えを導き出していく力を学んでいくことが不可欠であり,自己実現を図っていくための基礎を義務教育段階で培っていくことが大切です。これまで本県で取り組んできている「学びの変革」を実践することによって,「自己を認識する力」,「自分の人生を選択する力」,「表現する力」が身に付いてくるものと考えられ,広島県教育委員会では,これら3つの力を「広島県の15 歳の生徒に身に付けておいてもらいたい力」として設定しています。
道徳教育で児童に養うべき道徳性は,自己の生き方を考え,主体的な判断の下に行動し,自立した人間として他者と共によりよく生きるための基盤であり,とりわけ「自己を認識する力」,「自分の人生を選択する力」との関わりが深いと考えられます。また,「道徳的諸価値についての理解を基に,自己を見つめ,物事を多面的・多角的に考え,自己の生き方についての考えを深める学習」を通して子供たちの道徳性を養う道徳科においては,話し合ったり書いたりするなどの言語活動が極めて重要であり,道徳科の授業を充実させることで,「自己を認識する力」,「自分の人生を選択する力」とともに,「表現する力」を育むことができると考えられます。
また,子供たちこれら3つの力を身に付け,発揮していくためには,全ての学校において,子供たち一人一人が自分の考えをしっかりともち,大切にし,先生や友達に心を開いて何でも話すことができる雰囲気づくりを進めていくことが重要となります。道徳科の授業では,教師と児童,児童相互の信頼関係を基盤に,一人一人が自分の感じ方や考え方を伸び伸びと表現できる雰囲気づくりが求められることから,道徳科の授業の充実に向けて取り組むことが,子供たちに3つの力が身に付けることにつながると考えられます。
広島県教育委員会関連ホームページ→「公立高等学校入学者選抜制度の改善について」
小学校学習指導要領新旧対照表(平成27年3月) (PDFファイル)(213KB)
中学校学習指導要領新旧対照表(平成27年3月) (PDFファイル)(201KB)
小学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編(平成29年6月)
中学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編(平成29年7月)
1 基本的な構成等について
○学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育に関することは,「第1章 総則」に,道徳の時間に代えて位置付ける特別の教科である道徳(以下「道徳科」という。)に関することは,「第3章 特別の教科 道徳」にそれぞれ示した。
2 目標について
(1)学校教育全体としての道徳教育の目標「第1章 総則」
○ 児童生徒の道徳性を養うという趣旨が明確になるようにした。
(2)道徳教育の要である道徳科の目標「第3章 特別の教科 道徳」
○ 育成すべき資質・能力が明確になるようにした。
3 内容について
○ いじめの問題への対応の充実や,児童生徒の発達の段階をより一層踏まえた体系的なものとする観点から改善を図った。
4 指導に当たっての配慮事項等について
「第1章 総則」
○ いじめの防止の関連としての配慮事項を新たに記載した。
「第3章 特別の教科 道徳」
○ 指導の配慮事項として,問題解決的な学習,道徳的行為に関する体験的な学習等の指導方法の工夫のほか,情報モラル,環境,科学技術と生命倫理等に関する事項を示した。
○ 教材については留意事項として,児童生徒の発達の段階に即し,ねらいを達成するのにふさわしいものであることや,多様な見方や考え方のできる事柄を取り扱う場合には,特定の見方や考え方に偏った取扱いがなされていないものであることなどの観点に照らし適切と判断されるものであることを示した。
○ 評価については,児童生徒の学習状況や道徳性に係る成長の様子を継続的に把握し,指導に生かすよう努める必要があることを示した。なお,数値などによる評価を行わないことは従前と同様である。
(1) 『心の元気1』(「児童生徒の心に響く教材の活用・開発」研究報告集1) 『心の元気2』(「児童生徒の心に響く教材の活用・開発」研究報告集2)…道徳部会の研究協力者の先生方による実践報告集
(2)『生徒指導充実のための道徳教育実践事例集』 …道徳教育実践指定校の先生方による実践事例集
(3)広島県道徳教育指導資料 『地域教材開発の手引』…広島県道徳教育指導資料作成委員会委員及び分野別作成、部会員による教材開発の手引
(4)広島県道徳教育指導資料『読み物教材例集・授業展開例集』…「先人の伝記」「自然」「伝統と文化」「スポーツ」の四つの分野を題材とした地域教材についての展開例や資料分析表,板書例やワークシートなど
(5) 『言語活動の充実に関する指導資料』《広島県教育資料)
・各教科等における言語活動の充実(PDF)
・各教科等の指導事例の活用に当たって(PDF)
・小学校道徳の事例(PDF)
・中学校道徳の事例(PDF)
(6)道徳教育改善・充実のための「道徳教育研修ハンドブック」(平成27年3月)
(7)【改訂版】道徳教育改善・充実のための「道徳教育研修ハンドブック」(平成29年3月)
(8)【新改訂版】道徳教育改善・充実のための「道徳教育研修ハンドブック」(令和3年3月)
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