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「がん」とは?

印刷用ページを表示する掲載日2020年3月25日

※このページは,国立がん研究センターがん情報サービスのコンテンツを引用して作成しています。

 

 がんは,普通の細胞から発生した異常な細胞のかたまりです。
 人間の体は細胞からできています。正常な細胞は,体や周囲の状態に応じて,ふえたり,ふえることをやめたりします。例えば皮膚の細胞は,けがをすれば増殖して傷口をふさぎますが,傷が治れば増殖を停止します。
 一方,がん細胞は,体からの命令を無視してふえ続けます。勝手にふえるので,周囲の大切な組織が壊れたり,本来がんのかたまりがあるはずがない組織で増殖したりします。

【がんの発生と進行の仕組み】
がんの発生と進行の仕組み
(国立がん研究センターがん情報サービス)

 

がんの特徴について

 がんとは,次のような病気だと考えられています。

誰にでもなる可能性がある

 現在,日本人は一生のうちに,2人に1人は何らかのがんにかかり,3人に1人はがんで死亡すると言われています。がんは,すべての人にとって身近な病気です。

【累積罹患リスクと累積死亡リスク】
累積罹患リスク・累積死亡リスク
(国立がん研究センターがん情報サービス)

 

予防はできるけど完全には防げない

 がんは,禁煙や食生活の見直し,運動不足の解消などによって,「なりにくくする(予防する)」ことができる病気です。
 しかし,それらを心がけていても,がんに「ならないようにする」ことはできません。

 

参考になるページ

 

うつる病気ではない

 がんは,遺伝子が傷つくことによって起こる病気です。がんという病気自体が人から人に感染することはありません。

※一部のがんでは,ウイルス感染が背景にある場合がありますが,がんになるまでには,それ以外にもさまざまな要因が,長い年月にわたって関係しています。

 


【参考になるサイト】

 このページに掲載している内容を詳しく知りたい方は,国立がん研究センターがん情報サービスをご覧ください。

 

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