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がん相談支援センター

印刷用ページを表示する掲載日2024年7月19日

【目次】 

 

「がん相談支援センター」とは?

 がん相談支援センターとは、県内どこにお住まいでも、質の高いがん医療が受けられるように、厚生労働大臣又は広島県が指定した「がん診療連携拠点病院」に設置されている、がんに関するご相談の窓口です。
 がんについて詳しい看護師や、生活全般の相談ができる社会福祉士などが、お話をお聴きします。

 がんに関することなら、誰でも何度でも無料でご相談いただけます。

 ※がん相談支援センターのある医療機関を受診している必要はありません。

 

相談内容について

 例えば、がんの基礎知識、治療方法、副作用、セカンドオピニオン、臨床試験(治験)など医療に関することはもちろん、「とにかく不安でいっぱい」という気持ちや、治療費・生活費などお金のこと、治療と仕事の両立支援、アピアランスケア、将来の結婚・妊娠への不安など、これからの療養生活全般について、がんに関することならどんなことでも相談できます。

※新型コロナウイルス感染症に関する、がん患者さんやそのご家族の方の、受診や治療、日常生活の不安や悩みなどにも、専門の相談員が寄り添います。

【がん相談支援センターに相談できることの例】
相談支援センターで相談できることの例
(国立がん研究センターがん情報サービス)

 

利用する際のポイント

  • 患者さん・ご家族の他、どなたでも何度でも無料で相談できます。
  • 電話・面談等によりご相談いただけます。
  • 匿名での相談も可能で、秘密は厳守されます。
    (本人の同意なしに、主治医の方やご家族に知られることはありません。)
  • 予約が必要な場合があります。

 

県内のがん相談支援センター

 がん相談支援センターは、県内にあるがん診療連携拠点病院に設置されています。
 面談や電話などの方法によりご相談いただけます。病院によって受付時間が異なり、予約が必要な場合があります。
 次の一覧ページで事前にご確認ください。

 

ご案内リーフレット・利用者の声

 広島県では、がんに関することなら誰でも無料で相談できる「がん相談支援センター」を広く県民の皆様にご案内するために、ご案内リーフレットを作成しています。

 このリーフレットは、がん患者さんに限らず、幅広く県民の皆様に「がん相談支援センター」を知っていただくために、広島県がん医療ネットワーク参加施設をはじめとした医療機関や、公立図書館、地域包括支援センター等で配布しています。

 リーフレットの作成に当たっては、相談員の写真などをできるだけ掲載するとともに、実際の利用者の声などを掲載することで、少しでも身近に感じて頂けるよう工夫しています。

 また、実際に相談のあった内容を件数ごとにまとめ、具体的にどんなことを相談されている方が多いか参考にお示ししました。

 もしも、自分や、自分の大切な家族・友人、職場の同僚などががんになった時、誰かに相談したいと思ったら、最初に利用できる身近な相談窓口として、がん相談支援センターに是非ご相談ください。

 

がん相談リーフレット表
※画像をクリックするとダウンロードできます。画像サイズにご注意ください。 (PDFファイル)(1.42MB) 

がん相談リーフレット中

※画像をクリックするとダウンロードできます。画像サイズにご注意ください。 (PDFファイル)(1.48MB)

 

利用者の声(リーフレットから抜粋)

患者さんの声

  • 治療をしているが予後的に厳しく、自分のことは色々と整理をしておきたい希望がありました。ACPやエンディングノートを記載し、主治医にも思いを伝えてもらえたので、できるところまで治療を頑張ろうと思えました。
    (70代女性 大腸がん 呉共済病院)
  • 友人から新聞で、抗がん剤以外の治療法があると教えてもらったので、治療について相談に行きました。治療だけでなく、いろんな話をしてくださいました。思っていた以上の情報をいただけて、大変満足しました。
    (80代女性 膵臓がん 広島赤十字・原爆病院)
  • ウイッグの助成金申請の事で相談に行きました。記入の仕方や、必要書類等親切丁寧な対応に感謝いっぱいです
    (60代女性 乳がん 東広島医療センター)
  • 不安な気持ちを聞いてほしくて相談に行きました。話をたくさん聞いてくださり、気持ちが楽になり、かなり不安が解消しました
    (40代女性 大腸がん 東広島医療センター)
  • 治療がひと段落し、職場復帰を検討していましたが、職場との調整で数か月先となったため、金銭面で不安になり相談しました。 制度的な詳しい説明や主治医への確認をしてもらえたことで、 安心しました
    (50代女性 大腸がん 呉共済病院)
  • 家族が抗がん剤治療で衰弱したので、自分は「絶対抗がん剤を受けない」と決めていました。がん相談支援センターで、がん腫により標準治療や治療目的が異なることを聞き、補助化学療法を頑張ってみようと思えました。
    (40代女性 乳がん 呉医療センター)

ご家族の声

  • 母親が胃がんと診断され不安な気持ちのまま相談窓口に行きました。何もわからない状態でうまく話がまとまってない中、話を整理して丁寧に説明していただきました。又相談しやすい雰囲気があり、ありがたいです。有難うございました。
    (20代女性 胃がん患者ご家族 東広島医療センター)
  • 母にどのように接していけばいいのか、何を食べさせてあげれば元気になるのか、治療で弱る母を見るのがつらかったです。担当してくださった相談員さんと話をし、とても気持ちが明るくなり、助けられました。ありがとうございました。
    (50代女性 乳がん患者ご家族 広島赤十字・原爆病院)

 

参考になるページ

 広島がんネットでは、がんについて相談したい方の相談窓口をまとめて紹介しています。がん相談支援センター以外にも、利用できる相談窓口があります。

参考になるサイト

 国立がん研究センターがん情報サービスでは、がん相談支援センターに関する情報の紹介や、全国のがん相談支援センターを検索することができる他、がん相談支援センターの紹介ビデオやラジオドラマCMなどを視聴することができます。

 

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