国立がん研究センターがん情報サービスでは,東日本大震災のような大規模災害が起こった時に備えて,がん治療・在宅医療・緩和ケアを受けている患者さんとご家族等に役立つことを目的とした冊子を作成し,ホームページ上で公開しています。
冊子には,起こり得るケースごとに,分かりやすく対応策がまとめられており,患者さんとご家族のみならず,医療福祉従事者の方にも役立つよう作成されています。いつ起こるかわからない大規模災害に日ごろから備えることで,安心して療養生活が送れるようにご活用ください。
※冊子の内容は2013年10月現在のものです。記載されている制度や仕組み等は変更されている可能性があります。冊子の3ページにあるように,内容の正確性を保証するものではありませんので,自己の責任において参考資料としてご活用ください。
医療福祉従事者に対して,東日本大震災を体験したがん治療,緩和ケア,在宅医療に携わる医療福祉従事者の現場体験を伝え,今後起こりうる大規模災害に向けて,役立つ現場の知識を提供することを目的として作成された,次の冊子もあわせてご活用ください。
※体験者への聞き取りを通じて,災害時に発生した問題とその対応を洗い出し,災害医療のあり方や減災の取り組みについての課題を提示することで,今後の基礎資料としての役割を担うものです。