インターネットなどを活用することで、誰でも簡単にがんに関する情報を入手できるようになりました。その一方で、情報がありすぎることにより治療や療養生活の選択を迷ったり、信頼できる正しい情報とは何かを見極めることが難しいといった状況が生じています。
そんな時は、自分一人で悩むより、医療機関の相談窓口やがん患者団体などに相談することが、あなたの助けになる場合があります。
このページでは、県内の相談窓口やがん患者団体・患者支援団体、またその他の電話相談窓口などを紹介しています。
【目次】
がん相談支援センターとは、県内どこにお住まいでも、質の高いがん医療が受けられるように、厚生労働大臣又は広島県が指定した「がん診療連携拠点病院」に設置されている、がんに関するご相談の窓口です。
がんに関することならだれでも無料で利用でき、がんに詳しい看護師や、生活全般の相談ができる社会福祉士などが相談に応じています。
広島がんネットでは、問い合わせ先や利用する際のポイントなどをまとめていますので、是非ご活用ください。
県立広島病院には、毎週火曜日に『がん専門医よろず相談所』が開設されています。知りたいがんの情報や、ふだん聞きにくいことなど、どんな質問にも「がん専門医」がお答えします。面談時間は約1時間あるため、がんの治療方法についてなど、ゆっくり相談できます。
予約制ですので、あらかじめお電話でお申し込みください。
オンライン相談も可能です。
接続に不安のある方は事前に接続方法の練習を行うこともできます。
お気軽にご利用ください。
画像をクリックするとダウンロードできます。ファイルサイズにご注意ください。 (PDFファイル)(2.02MB)
栃木県立がんセンター名誉所長 児玉 哲郎 先生
毎週火曜日 13時15分~
面談により相談に応じます。(予約制ですので、あらかじめ電話でお申込みください。)
オンラインによる相談も可能です。
1日4枠
がんと診断された患者さんとそのご家族(県立広島病院への受診歴は問いません)
無料
県立広島病院 中央棟1階 がん相談支援センターがん専門医よろず相談所(広島市南区宇品神田一丁目5番54号)
県立広島病院がん相談支援センター
電話:082-256-3561(直通) ※土・日・祝日を除く9時00分~17時00分
小児がん拠点病院に指定されている広島大学病院の、小児がん専門の相談窓口です。診断や治療について判断するところではありませんが、情報を提供し、一緒に考え、不安を解消するためのお手伝いをしています。小児がん拠点病院の情報と併せて、相談時間などを広島がんネットに掲載していますので、詳しくは下記ページをご参照ください。
県内のがん患者団体・がん患者支援団体について、一定の要件を満たす団体を広島がんネットに掲載しています。団体の中には、面接、電話、メール、FAXなどで相談に応じている団体があります。各団体の詳細ページに、「相談対応の有無とその方法」という項目を設け、情報を掲載していますので、ご参照ください。
がんサロンとは、がん患者や家族の方などが、同じ立場で心の悩みや体験等を語り合うことのできる場(患者サロンなど)です。がんサロンに参加することで、同じ立場の方に相談したり、自分の思いを聞いてもらったりできるだけでなく、がんに関する新しい情報やイベント・セミナーなどの情報を入手できることもあります。
広島がんネットでは、県内のがんサロンについて、開催日時や内容などを掲載していますので、参考にしてください。
ここでは、誰でも無料で利用できる県内外の相談窓口をご紹介しています。
看護師や社会福祉士のほか、専門医や社労士による電話相談も行われています。
がんに関する心配事や知りたい情報をお電話でご相談できます。
希少がんの患者さんの情報不足を解消し、最適な診断・治療が受けられるお手伝いをするための電話相談窓口です。
※小児がんも希少がんに含まれます。
小児がん領域を専門としたソーシャルワーカーが、多くの不安を抱える患者家族からの相談に応じています。
同じ境遇にある仲間と出会い、相談したり励ましあう機会や、患児家族が理解しやすい言葉で書かれた資料等も提供しています。
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